2004年のスマトラ島沖地震による大津波で被災したあるヨーロッパ人家族を巡る奇跡の物語を、「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が完全映画化した感動の実話。津波に呑み込まれ、家族がバラバラになりながらも再会を信じて懸命に生き抜き、諦めることなくお互いを探し続ける姿を通して、家族の愛と絆を力強く描き出す。出演は「ゴーストライター」のユアン・マクレガー、「フェア・ゲーム」のナオミ・ワッツ、本作がスクリーン・デビューのトム・ホランド。
2004年12月。イギリス人夫婦マリアとヘンリーは、3人の息子たちとともにタイのリゾート地を訪れ、バカンスを楽しんでいた。ところがクリスマスの翌日、スマトラ島沖で巨大地震が発生、一家を津波の濁流が襲う。一緒に流されたマリアと長男ルーカスは辛うじて生き延びるが、大ケガを負ったマリアは歩くこともできず、地元の人の助けでどうにか病院に搬送される。しかしそこは、遺体と重傷患者であふれかえり、手当もままならない状態だった。一方、下の息子2人ともども瓦礫の山と化したホテルで九死に一生を得たヘンリー。彼は息子たちを高台へと避難させると自分は一人残り、行方不明となったマリアとルーカスを見つけるため、ホテル周辺を探し回るのだったが…
今年は海外ドラマに没頭し過ぎて観た映画の本数は少なかったが、その中でこの映画は実話ということもあり最高の出来映えだった。
ここ最近、CGに頼って映像はキレイでも脚本がサッパリで意味不明の映画が続いてただけに、この一本は本当の意味で何を伝えたいのかが鮮明に描かれていた。
娯楽映画も結構だが、こういう意味のある映画をもっと数多く増やしていってほしいと思う。
★★★★★★★★★☆
