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皆さんは橘玲さんという方をご存知でしょうか。
私が資産運用とかに興味を持ったのもこの方の中古の著書をブックオフでたまたま見かけて買って読んでからです。
その橘玲さんとZAIのサイト
があるのですが、その中に大変興味深い記事がありました。
国家破産の投資戦略
という記事です。
ジョージソロスがサブプライム問題などを予想し的中させながらも投資には失敗した理由やそこから導かれる具体的に日本が国家破産した際に有望な投資先を書かれています。
まとめると、ジョージソロスはサブプライム問題などのバブル崩壊を予想し見事に的中させたが、投資先がその予想から直接導かれる銀行株の空売りではなく、複雑な亜要因が絡み合うドル売りだったために失敗した。
日本が国家破産する際も円高、円安になるかは複雑な要因が絡み合いどうなるかは予測できないため、国家破産の際に直接導かれる日本国債の下落(金利上昇)に投資するのが有効な戦略とのこと。
それに投資しているファンドとして「日本債券ベア」が紹介されています。
いわゆるブルベア型ファンドでレバレッジをかけているファンドです。
その特徴は普通の投資信託とは思えないほど値動きが激しいこと。
昨年末より急上昇した日本株のブルベア型ファンドは下記画像のようにすごいことになっています。
左より過去6ヶ月、1年、3年のパフォーマンスです。
最近6ヶ月のパフォーマンスは対象的ですね^^:
こんな値動きだとほぼ投機に近い感覚ですね。
もう一つ注意が必要ななのが、対象とする指数が上昇と下落を繰り返した場合、基準価額はブルベア両方ともに下がっていくという点。
相場が横ばいな場合は、長期に保有する程不利です。
紹介されている「日本債券ベア」についても長期金利は緩やかな下落と横ばいだったのに対し、基準価額は下落の一途を辿っています。
長期金利過去10年グラフ
日本債券ベア基準価額過去10年グラフ
興味深いのは日本債券ベアが基準価額は下落の一途なのに純資産額は増えていたり、SBI証券の投資信託販売金額ランキングでも結構上位にある点。
SBI証券では年末の販売金額ランキングで日本債券ベアが13位となっています。
密かに皆さん、注目しているんですかね^^:
ユーロショックを見ても信用不安は金利上昇から来て連鎖反応的に起こる事は見られたので、日本国債暴落にかける投資先としては非常に有望な投資先かと思います。
気になるのは償還日が2016年と残りあまり残っていないことで、ほぼ同じファンドにスーパー ボンド ベア オープン 3というのもあるようですが、こちらも償還日が2016年になっています。
また再設定されませんかね~^^:
少しずつ積み立てでもしてみようかなと。。