進むべき道 | 双竜橋の上から

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日々、気ままにアレコレ綴ってます



4月に21歳となったマサ



先日、かつてのチームメイトから連絡を受け会って話をしたようです。


ロードから”競輪”を目指し2浪して晴れて合格した彼はマサに


「選手になってからが不安だ」 とこぼしたと言います。



バンクでトラックの練習をしてると多くの競輪関係者の話を聞く機会があります。


競輪学校長でもあった宮地先生は


「ギリギリで受かるなよ、それなら一年間、体を作れ」


「選手になってもA級から上がれなければ苦労するぞ」


と言っていました。





今回の全日本トラックに来た選手は競輪界のトップです


彼らのようになれない選手は、最短1年半でクビ・・・もあるので


そう言われたんだと思います。



マサは、21歳になって”収入”の事を考えるたび


”競輪”が頭に過るらしいです・・・



正直、ロードとトラックを掛け持ちしていて


自らの適性と特化すべき方向は頭では解っているはずでしたが


将来について迷いは生じてました。






私たち夫婦は”競輪”へいく事には反対です


けして、キビしい世界だからというわけでは無く


社会性を身に着けるのが先だと思うからです。


ただ、本人の意思で、きめた道なら反対はしませんが・・・




そんな中、直前のまさかの”ヒルクラ”出場を経て


臨んだ”全日本トラック”・・・


初日で競技が終わってしまったマサは


日曜日の”白浜クリテ”へ向けて


伊豆→和歌山へと車を走らせていましたが


和歌山入りしたところで


暴風雨のため競技中止が決定・・・・



ただただ、疲れて帰宅していました(笑)



しかし、頭はむしろスッキリしてました


独りで色々考えたようで



進むべき道に特化していく! と決意を表していました




舞洲、1組、2組の優勝者ツーショットでの練習~♪


ヨシのチームメイトでもあった、”テっちゃん”とも


いろいろ話せて、相談にも乗ってもらいました



とりあえず、明日から群馬2連戦!!


そして、すぐに”タイ”へ飛んで5ステージ!!


その後は、”西日本トラック”!!


まだまだ、フランスへ行く前に走るレースは有ります



迷いを打消しバイクのセッティングも全て揃えました


すでにケイデンスは185を超え”GARMIN”では拾えなくなってます(笑)





皆、それぞれに不安や苦しみを抱えて走ってます




応援される選手になるよう


自分を信じ、仲間と共に戦っていって欲しいです。


少しずつですが


”人”としての社会性が育ってきたのを感じました