好きな本:青春を山に賭けて
「うっ、深そう」
運動靴を脱ぎ、緑に濁った川に足を入れる。
水は冷たい。
泥が指の間に入り込んでくる。足の裏に感覚が集中する。
ゆっくりと一歩、一歩、泥底をつかむように進む。
足の裏はぬるっとしていて少しチクチクする。
その時、何かが足をかすめた!
尾びれらしきものが足首にふれた。
ジャボッと音がして川の表面から突き出た笹が何本かゆれた。
...鯉か、ナマズか?
「おーいっ、あったぞ!」
川に飛んでいった軟球のボールを友だちが見つけたのだ。
やれやれと陸に上がって靴を履く小学生の私。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子どもの頃から「探検」は私の心の中心にどかっと腰をおろしています。
身近な「探検」にワクワクするのです。磯釣りに行っても崖っぷちにワクワク。木に登って枝の間から下を眺めて「たけーっ」とワクワク。
...山の本じゃん??て思いましたね。
確かに「青春を山に賭けて」は山登りに関しての手記です。山登りを知らなくても充分におもしろい。
この本の中に植村直己が船賃を少しでも安くするための手段として行うアマゾンの川下りのエピソードがあるのですが、私はその話が大好きなのです。スケールは違いますが、子どもの頃に川縁に立ったあの時の気持ちになれるからです。
運動靴を脱ぎ、緑に濁った川に足を入れる。
水は冷たい。
泥が指の間に入り込んでくる。足の裏に感覚が集中する。
ゆっくりと一歩、一歩、泥底をつかむように進む。
足の裏はぬるっとしていて少しチクチクする。
その時、何かが足をかすめた!
尾びれらしきものが足首にふれた。
ジャボッと音がして川の表面から突き出た笹が何本かゆれた。
...鯉か、ナマズか?
「おーいっ、あったぞ!」
川に飛んでいった軟球のボールを友だちが見つけたのだ。
やれやれと陸に上がって靴を履く小学生の私。
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子どもの頃から「探検」は私の心の中心にどかっと腰をおろしています。
身近な「探検」にワクワクするのです。磯釣りに行っても崖っぷちにワクワク。木に登って枝の間から下を眺めて「たけーっ」とワクワク。
...山の本じゃん??て思いましたね。
確かに「青春を山に賭けて」は山登りに関しての手記です。山登りを知らなくても充分におもしろい。
この本の中に植村直己が船賃を少しでも安くするための手段として行うアマゾンの川下りのエピソードがあるのですが、私はその話が大好きなのです。スケールは違いますが、子どもの頃に川縁に立ったあの時の気持ちになれるからです。

