素直になれなくて
ただ言葉を並べて
壊れるほど君を愛しても
伝わるのは半分もないんだろうか

ただ何気ない日常の会話で
深い意味があるんだろうけど
それは誰も気づかず
伝わらないまま

言葉じゃわからないから
行動に出して君を追いかけたら
半分は伝わったのかもしれない
それでももう半分が足りないのは

相手の気持ちに気づかないままだから
ぶつけ合う事ができるのも君とだけで
怒り狂い涙するのも君の前だけ
その人のすべてを好きになる事ほど
難しいことは無いのかも知れない

長く付き合う中で生まれる
目障りな言葉や仕草も
遠い地から君を見つめれば
全てが新鮮で繊細に移るだろう

そして君の全てを僕は一生見えないだろう
だからこそ新しい君に会えるんだ

その時は素直になれなくて
ぶつけ合う事になったとしても
僕から君への想いは
ずっと動き続ける