プロローグ      「右脚」


  あれは俺にまだおれにあしがあったころ…… 9月の初めだった。

  まだ昼間は外に出たくないほど暑かったことを記憶している

  俺は京清高校 2年 男子バレーボール部所属  木田健介(きだけんすけ)

  今日も部活が終わり 友達といつもの道を通って帰っていた。

 

  あんな悲劇がおこるまでは……



 
 
目がさめると俺は病院にいた、そこには家族、友達、学校先生に病院の先生

見えるだけで20人がいるその全員の顔は泣きつかれていた


俺は動こうとするが、体中が痛い

よく見ると頭には包帯、左腕にも包帯、それと脚に異常なほどの違和感が…


俺が何があったのか聞こうとすると皆、下を向く…


やっと病院の先生が、

「あなたは帰宅途中、飲酒運転していた暴走車に引かれたんだ そのせいで右脚が…」

脚がどうしたんだ俺は見るのが恐かったが見てみると 声がでなくなった………



「あ…あしが…… な  い …」


後日しっかり話を聞くと、暴走車を避けようとしたが脚だけが残り

そのまま脚がもっていかれたそうだ

俺は絶望した… 生きてる意味がなくなったと思った






でも、母の言葉で少し希望が見えた

「生きてて良かった… ほんとに生きてて良かった ありがとう健介」


こんな俺に泣いてくれる人がいる感謝してくれる人がいる


少なからずいる母のような人がいる限り、俺は生きる!必ず残ったこの命無駄にはしない!






  これは俺、木田健介の心の声の物語である     俺はいきる!