サーキット走行中にタイミングを調整するためにピットに入って数十秒時間調整するときがありますが、
そこからコースに復帰するのがめちゃくちゃ恐いときがあります。
ひとつは他車とのペース差が気になるのと、
もうひとつは止まっている間にタイヤが冷えてしまったのではないかという不安からだと思います。
温度計があれば実験できるわけで、実験してみました。
以下実験時の状況。
バイク:FZR400RR('90)
フロントタイヤ:スーパーコルサのV3 120/70 R17
リアタイヤ:ロッソコルサ2 160/60 R17(ともに偶然新品)
タイヤウォーマー:ziix製
温度計:接触式 タイヤ表面を測定
気温:約25℃
電源:家庭用100V(発電機ではない)
以下が結果です。
フロントが30分、リアが24分ぐらいのタイミングで温度が最高に達したため電源を切って、ウォーマーをタイヤから外しています。
フロントは最高約60℃、リアは最高約82℃でした。
ウォーマーを外した後は、フロント、リアともに急速に温度が低下しています。
その傾きはフロント-0.8℃/分、リア-3.8℃/分といったところ。
数分止まったくらいでは、タイヤ温度は問題ないことが分かります。