The project of “BE MY BABY” -3ページ目

The project of “BE MY BABY”

ー No-Professional Musician's Action Plan ー

31日間にわたった誕生月が、

間もなく終わりを告げようとしている

振り返ってみると、

今年の誕生月は多くの方々から祝辞をいただいたと実感している

近年では珍しい事…

そのせいだろうか

“誕生日”について考える機会が与えられた

幼少の頃、

ケーキの上で揺らめくキャンドルの炎を吹き消すのが嬉しかった

プレゼントを貰えるのが嬉しかった

若者と呼ばれていた頃、

誕生日には自分の腕の中にLADYがいることがステータスだと

生意気な台詞を並べていた

やがて、

年齢の“十の位”の数字が一つ増えていく度に

ため息をつくようになり…

時には、

一瞬自分の年齢がわからなくなってみたり…

今となれば、

「あと何度、誕生日を迎えることができるだろうか」

と、死へのカウントダウンをしている始末…

年齢によって価値観が変わっていくのが誕生日

一喜一憂は年輪の如く積み重なるもの…

また、

自分の“誕生”に際し、

「おめでとう!」

と言ってくれる人がいる事実を忘れてはいけない

両親、親族、親友、友人、仲間、

そして、

大切な人…

「おめでとう!」

の言葉はもちろん嬉しいもの

だがそれ以上に、

そんな言葉を贈ってくれる人達と出会えたことが

もっと嬉しく感じられた

だから「おめでとう!」の返答は、

「ありがとう!」ともう一つ、

「君に出会えてよかった!」

とさせていただきたい

この年齢になってようやく、

生まれてきた喜びに包まれたような気がした

来年もそう思っていられたらいい…

“HAPPY BIRTHDAY”の意味を、

いつまでも花のように咲かせていられたらいい…