プロジェクト再開を宣言した日、
その宣言は自分だけで終わらせる訳にはいかなかった
プロジェクトチームには活動休止中の専属のバンドがある
そのメンバー達に単独での活動再開を伝え、
承諾を得る必要があった
メンバーそれぞれのもとに行き、
その旨を話した
第一声は、
「え~?!」
「まじっすか?」
「何をやるつもりですか?」
活動の内容を説明すると、
「がんばって下さい!」
「楽しみにしてますね!」
などであった
誰も異を唱える者はいなかった
承諾を得られたものと判断させていただく
だが、
メンバー達の言葉や表情から見えたものも確かにあった
もう彼ら彼女らと演奏することはないだろうな…
そう直感した
ならば権力者として決断しなければならない
バンドマスターの権限により、
10年間の活動休止を経て、
我らがバンドは、
2013年7月15日をもって解散する
それと同時に、
かつてプロデューサーと名乗っていた男は
ソロ活動を始める
ようやく事が進んだ気がする
10年もの歳月を要してしまったんだ…
これから取り戻してゆく
必ず…