ご無沙汰しております。
たまにはお仕事らしいこともしてみましょうかね。
今後、いろいろなブランドの紹介や私見なども
つらつら書き連ねていこうかと思います。
ご興味あればぜひご覧ください。
はじめは、今関わらせていただいているブランド「KAMISHIMA CHINAMI」から
KAMISHIMA CHINAMI 14SScollection
"煌きと影"
明治時代後期に生まれ、
晩年を奄美大島に移り住み
数々の自然を描いた画家「田中一村」。
奄美の自然美を描いた作品には
日本人が表現する、独特の憂いがある。
日本人が描き、表現する
南の島の自然美にインスピレーションを
受けたコレクション。
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毎シーズン、様々な芸術家との作品をコラボ作品が目を楽しませるカミシマチナミの14SSは、
日本人が描き出した憂いのあるトロピカル。
中央の画壇から離れ、本当の自然の中で見つけた世界の彩りや
その美しさを表した田中一村氏の作品を見つめていたら
なぜか小さな頃の記憶が蘇ってきて
小松原の清流で沢蟹を探し回ったり
西山形の葡萄畑で蛇の抜け殻を見つけて騒いだり
もはや何処だったのかも覚えていないような場所で山菜採りにでかけたり
薄れた記憶にほんのりと色が灯るような
そんな感覚を呼び起こされました。
誰にでも届くものではないかもしれないけれど
こんな美しさがあることも、この世に広まっていただけると幸いです。