先日、映画版うさぎドロップを観たので、これで原作漫画(作:宇仁田ゆみ)、アニメ(制作:プロダクションI.G)、映画(監督:SABU)すべて見終わりましたーー!!



いやぁ、いい作品ですね。ホントに。



原作は言わずもがなですが、特に好きだったのはアニメ版ですかね。



原作の雰囲気を壊さずに、さらにオリジナルの要素が加わって、とてもいい出来でした。



アニメで一番お気に入りのシーンは9話で、ダイキチが二谷親子をタクシーまで送るところ。



こうきママの「優しさに甘えてはいけない。こうきと二人で生きていくんだ。」(勝手な妄想)、と決意を新たにする表情があって、ダイキチが傘を差し出す…



言葉を交わさずともお互いを理解している感じが切ないですね。


大人だからと言うか…



ここは原作には描かれていないのですが、脚本家の岸本卓さんGJですね。



あとはアナログで描かれた背景とか、りんの声優が子供だったとか、挙げたらきりがありませんが、とにかく素晴らしい作品でした!!



対照的に少し残念だったのは映画版かなぁ。



「うさぎドロップ」の設定を使っているけど、うさぎドロップじゃないみたいな。



まぁ、設定もぐちゃぐちゃになってるところあるけどね。こうきママが芸能人とか、春子のセリフをカズミが言ってたり、後藤さんがこうきママのセリフ言ったり。



前半は特にひどかったかな。



りんが初めて保育園に通うときの「おろしてー!」もなかったし。



実写をやるなら、ドラマとかある程度時間を長く使えるものでやったほうが良かったのかも。



つーわけで、次はドラマ化に期待(笑)



ではブタ