俺はとある会社の水道設備関係の仕事をしている作業員。

とは言っても親父の下で働いている普通の従業員朝起きて会社に行き現場に行き仕事をするごく普通の日常を送っている。

仕事は完璧とはまだ言えないが1人でも現場へ行きどんな仕事でもやり遂げる!今は頼られる存在でもある。

いつか独立する事を夢に見ているが今はまだ出来そうにない…。

何故ならば俺には借金があるからだ。

物欲は多い方で欲しと思ったものは必ず買ってしまうし見栄を張ってしまう性格でもある。

友達や、彼女と出かけた時ご飯を食べに行った時はお金も無いのに奢ったりいい顔したくてカッコつけてしまう癖がある。

またギャンブル好きなのも1つの原因なんだろう。

給料が入ればすぐに競艇、競馬、パチンコ屋に行ってお金を使い果たす。タバコやお酒はもちろんのこと吸うし飲む。それが唯一の楽しみだったと言ってもいいだろう。

遡れば俺がまだ15歳だった時の話をしよう。今から約8年前の話だ!思春期真っ盛りで高校1年生だった。高校とは言っても頭がいい訳では無いから何とか受かった夜間の定時制に通っていた。真面目そうな人から不良みたいなやつまでいろんな人種がいた。俺は高校入る前に彼女が欲しかった。ほぼ男子校と聞いてたからだ。入学してみたらギャルそうな女の子が1人居たぐらいだったみんなの注目の的だった!

俺は諦めて仲のいい幼なじみに友達の女の子を紹介してくれと頼んだ。こいつとは高校は違ったが、保育園からの付き合いでバカな事してよく遊んだし両親とも家族ぐるみで仲が良かった。

幼なじみが通ってる学校で1番可愛い子を紹介してくれると言った。

俺は嬉しくて直ぐにでも連絡先を聞いた。

無口でみんなと居てもほとんど喋らない子だったけど顔や雰囲気は凄くタイプだった。

俺は必死で毎日LINEで連絡をとった。

そんなある日、みんなで集まろうって幼なじみからLINEが来た。俺はその子が来ると言うから会いたくなって俺も入れてって幼なじみの高校の人達とみんなで集まることになった。

俺は幼なじみとその紹介してくれた女の子以外みんな知らなかった。もちろんその女の子と実際会うのも初めてだった。集合場所は学校からすぐ近くの広々とした広場だ。

知らない顔の学生服を来た男3人幼なじみ含め女3人ぐらいの子が仲良くわいわい話しながら歩いてきた。その中に1人だけ無口であまり話さない孤立した子がいた。

幼なじみとは仲がいいらしい俺はすぐに気づいた

俺が狙っている女の子であること…

仲間外れにされてるみたいで可哀想でみんな話してあげなよこの子可哀想じゃんって幼なじみの顔見ながらつい言ってしまった。多分みんなの話についていけてなくてそういう性格なのか恥ずかしがり屋なんだろう…

俺も幼なじみ以外はあった事ないから話の内容についてけなく結局その子に話しかけてみることにした。

なんでみんなと話さないの?って聞いてみたら小声で話してるよ〜ってすこし恥ずかしがり屋さんだった!なんか可愛いなって思ったw

それから色んな話をした。

日もくれてきて夕方みんなが帰り始めた。

俺も夕方から学校が始まる定時制に向かった!

それからもLINEをずっと取り合うようになった!

話してるうちにすごく仲良くなって電話とかもするようになった!その時には俺はその子のことが好きだった。

何度か連絡を取り合う中で彼女が欲しかった俺は告白してみることにした!


(初めて話した時から一目惚れしてて話してるうちにもっと好きになった!君と付き合いたい)などといった文章で送った気がするが詳しい内容は忘れた。

彼女の返事が返ってるくるのを待ったが遅かった

俺は断られるのかなと思ったが恥ずかしいだけなのかもしれないと意をけしてもう一度送った

(もし付き合うのがOKなら何かスタンプを送って欲しいと。)自分でも正直何言ってるかわかんなかったw

だが彼女の答えはスタンプでYESと答えてくれた!

俺は飛び跳ねるほど嬉しかった。

そこからというもの俺の人生は凄く幸せだった

2人で会うようにもなって色んな所にデートへ出かけた。

彼女の家族とも仲良くなり彼女には双子の妹がいた。双子だから妹も同い年だ!顔がすごく似てて初めて会った時どっちがどっちか分からなくなって妹と彼女を間違えてしまうなんて事もあったw

妹にも彼氏がいてよく4人で出かけた!

1年、2年と月日が経ち喧嘩も沢山するようになった。大喧嘩して何度か別れた…。

喧嘩するほど仲がいいと言うだろう。

付き合って喧嘩して別れてまた付き合ってって何度か繰り返してた!でもまだ好きだった

長くいればいるほどお互いが離れられない存在になって行ったのだろう

きずけば約3年目に差し掛かった頃だろうか高校で言えば3年生の終わりだ彼女はもうすぐ卒業

俺は道外してその頃には学校を退学してた。

俺の人生の歯車が狂いだしたのだ…続く。