猫の譲渡を受ける方へ(確認事項)
猫の譲渡は、猫を保護している団体との直接の契約ですので、詳細は団体ごとに違いますので、個別にご確認ください。
飼い主になってくれる方の自宅への訪問や育成状況の報告、不妊去勢手術やワクチン接種の確認、トライヤル期間(お試し飼育期間)を設定するなどは、多くの団体で実施しております。
また、団体によっては、ワクチン代などの実費を負担していただく場合などもあります。金銭に関わることはトラブルになることが多いので、必ず確認してください。共通する確認事項は下記のとおりです。
Ⅰ.家族の意思を確認してください
猫の譲受および生涯にわたる飼育について、同居する家族全員の賛成を得られていることが必要です。
Ⅱ.健康管理、飼い主の負担について認識してください
生涯にわたり猫を飼育していく中で、予防注射や健康管理など、それなりの費用がかかります。
また、歳をとれば病気や認知症にかかり、介護が必要になることもあります。経済的、時間的な負担を、飼い主の責任において、受け持つことを認識してください。
Ⅲ.終生飼育できる状況であるかどうか確認してください
猫を手放す理由で最も多いのは、引越しです。今は飼える状況であっても、何年か先に転勤などで集合住宅に引っ越す可能性がある場合、猫を飼うことはあきらめてください。
Ⅳ.完全室内飼育を遵守してください
「猫は外で自由に走り回る動物」という印象がありますが、現在ではこれは適切な認識とはいえません。
室内で飼育することにより、近所の方に迷惑をかけないことだけでなく、「病気をもらってこない」「交通事故に遭わない」「迷子にならない」「よその猫とケンカしない」など、猫にとっても非常に大きなメリットがあります。
立川市は平成21年7月に「立川市猫の飼育・管理に関するガイドライン~誰もが快適に暮らせるまちを目指して~」を策定しました。
この中では「完全屋内飼育」について定められています。譲受された猫については、完全室内飼育を遵守してください。
Ⅴ.個人情報の取り扱いについて
譲受者と譲渡者の間で取り交わされるすべての書面に含まれる個人情報は、猫の譲渡に係る譲受者と譲渡者の間での連絡のために必要な限度で利用し、譲受者及び譲渡者は、本人の同意を得ることなく、相互の個人情報を第三者に提供することはありません。
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以上の事をご理解頂けるよう、宜しくお願いします。