アウトになっちゃった
打てなかった
打たれちゃった
エラーしちゃった

…そんなこと、ほんっと、どうでもいい。

どうでもいいよ。

監督はこの1年、これを何度も何度も言ってくれました。


そのおかげか、キャラなのかw
失敗を恐れず、のびのびとプレーした2023年のウイングスAチーム。
12月3日、ついに最終戦を迎えてしまいました。

 



リーグ戦。相手は同じ学校の鵠沼ブレーブスさんです。
ほぼ全員友達w、という両チーム。
でも6年生のクライマックスは向こうもおなじ、
今年最後の気合いをこめて、絶対に負けたくない真剣勝負です!



試合はいい形で先制して優位に進めます。
先発投手の女の子は、
前日の練習試合では浮きがちだったボールが低めにバシッと決まり、アウトを重ねます。
守備で送球のミスがあっても誰かが素早くカバー、

そんなところも今日は冴えてました。

攻撃は打つべき人が打ち…。
今年の2月から取り組んできた積極走塁、
ワンバウンド投球でランナーが二塁から三塁をおとしいれる、ローボールゴーもばっちり!
4回が終わったところで3点差のリードです。


この、「ウイングス対ブレーブス」。
公式戦最終戦として実施され、6年生の最終試合になる、
というのが伝統になっています。
年によって、チームとしての実力差があったりすることもあるんですが、
おもしろいのは、どっちが強い年でも、
この試合だけは必ず超接戦になるってこと。
(昨年はサヨナラ負けでした…)
グラウンドの魔物のたぐいなのか、
友達同士の真剣勝負という状況がそうさせるのか…


今年も例外なくその魔物が目を覚ましました。
5回表にブレーブスが力を発揮して4得点!
なんと逆転を許してしまいます。

1点を追う状態で迎える、時間的に最終回となる攻撃、
みんなの目にはあせりというより、真剣なワクワクです。
「絶対逆転するぞー!!!」
キャプテンの最後のコールを合図に最後の攻撃、割れんばかりの大声援で応援!

 


6年生で加入した好打者がヒット、盗塁を決めると、
この2年で急成長したみんな大好きパワーヒッターが同点打、そして好走塁の大逆転。

派手なガッツポーズで試合を決めました。

笑いながら、声かけあいながら、のびのびと…

っていう、このチームならではのナイスゲーム。
みんなの歓喜とともに、
1年間の戦いに幕がおりました。




アウトになっちゃった
打てなかった
打たれちゃった
エラーしちゃった

…そんなこと、ほんっと、どうでもいい。

でもでも、アウトにならなかったら勝てるのが野球だよね?
これらが「どうでもいいこと」なら、
「どうでもよくないこと」ってなんなんだろう?


…周りのみんなを応援すること?

 


 

負けたら心から悔しいってこと

 

 

もっともっと頑張りたいってこと

 

 

教えてあげること教えてもらうこと

 


 

ありがとう、って言うこと

 

 

みんなでめちゃくちゃに笑うこと

 

 

ハイ、みんな知ってましたね!100億万点です。
 

そして、超個性豊かなこのメンバーがひとつになっていたこと。
 




ウイングスで感じたこと、おぼえたこと、

これが大事なことなんだ、ってわかったこと。
このまま、このままでいきましょう。

 

いっしょに楽しんだ監督・コーチ・家族に、後輩たちに、

熱戦を繰り広げたブレーブスのみんなにも、感謝!

 

みんなが自分たちでつくった、

これから何度も思い出しちゃいそうな、

最高の1年間でしたね。

 

本当に、おつかれさまでした!





※そしてこれからのメンバーもなかなか個性豊かな感じ…w

まだまだ楽しみですね!