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期日前投票 ミス相次ぐ 川場・安中
2012.12.11 02:10 ［群馬県］
産経新聞
■職員が用紙誤交付
衆院選（１６日投開票）の期日前投票で市町村の選挙管理委員会によるミスが相次いだ。
県選管によると、川場村で１０日行われた期日前投票で、職員が有権者２人に小選挙区の用紙と誤って、比例代表の用紙を２枚ずつ交付。２人はそのまま投票を済ませ、続いて比例代表と最高裁裁判官国民審査の投票を行った。
村選管が誤りに気づいたのは２人が去った後。２人の小選挙区の投票は無効になるという。
安中市でも９日、すでに衆院選の期日前投票を済ませていた３０代男性が、この日始まった最高裁裁判官の国民審査の期日前投票で投票所を訪れた際、職員が誤って衆院選の投票用紙も渡すミスが起きた。
市選管などによると、男性の投票後、入場券に衆院選が投票済みであることを示す「国審のみ」のスタンプが押されていることに職員が気付き、ミスが発覚した。選挙人名簿との照合作業が不十分だったという。
有効投票として扱われ、男性は衆院選で「２票」を投じた形となった。
愛知・豊橋、期日前で二重投票 市選管の係員ミス
2012年12月10日 22時08分
東京新聞
豊橋市選挙管理委員会は１０日、衆院選の期日前投票で、市選管の係員が、既に投票を終えていた男性に誤って投票用紙を交付し、男性が二重投票するミスがあったと発表した。市選管は票を特定できないため、有効票として扱うとしている。
市選管によると、男性は１０日午前８時半ごろ、９日から始まった最高裁裁判官の国民審査の期日前投票をするため、市内の投票所を訪れた。男性は８日に衆院選の投票を済ませていたが、係員が確認を怠り、衆院選の用紙も渡した。
市選管は男性が帰った後、書類を整理中に気付いた。憲法では投票の秘密が保障されており、選挙人に投票先を聞くことは禁じられている。
（共同）
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