しばらく里帰りしてました。
祖母が病気で危ないかもしれないと母が連絡してきました。小さい頃は事情があり、ほとんど祖母に育ててもらったと言ってもいいくらいです。私が到着したころからだんだん良くなり、お医者さんも“もう大丈夫だ”と言ってくれました。本当に強く、素敵な女性です。私の女性の好みに少なからず影響を与えています。
私は大学入学時に上京してきました。
何故地元ではなく東京を選んだかと言うと、なるべく父から離れたかったというのが一番の理由です。少しの間でも育ててもらったことに対しては感謝してます。でも好きにはなれないんです。
昔、父は浮気はするし、ギャンブルをして家にお金を入れないばかりか逆にお金の無心をすることもあり、何カ月も家に帰ってこないこともよくありました。そんな父の代わりに母は生活の為に働きに出て、一生懸命僕を育ててくれました。いつ帰って来るともしれない父の為に毎晩食事を作りながら。そういう情景を見ながら、私の心では父に対しての嫌悪感が増幅されていったんです。
今回、父に会ってきました。十何年ぶりかな~。喧嘩別れしているようなものだから、電話を2,3回した以外は全く連絡していませんでした。母とは頻繁に連絡はとっていたんですが。
だいぶん年老いた父がいました。わがまま放題してた頃の父とは違う存在がそこにはいました。
会った時の感覚をどう表現すればいいんだろう。嫌いという感覚が無くなったわけじゃないんだけど、何とも言えない寂しさがあふれ出てきてたんです。
夜遅く食卓で母の泣いてる姿が電灯に照らされて浮かび上がる。それを思い出すたびに母の人生なんだったんだろうと思う。それと同時に同じ男として本当に申し訳なく思います。この感情がある限り父へのわだかまりは解けないと思う。でも父のあのしわのある顔を思い出すと心がかき乱されるんです。何なんだろう。
今回、真面目ですいません。
もてる男の条件として、時々真面目な部分を出すって雑誌に書いてあったもんですから~。違うか~!(笑)