昨日の晩、マスターとある打ち合わせやら相談をしたいと思い(マスターには事前にはその件で行くとはまったく言わずに行った)OWLに行ったら、入口の前の小さいホワイトボードに「今日はフリーライブ」と書いていた。


OWLのサイトでスケジュールを事前にチェックした時には昨日は何のライブの予定も入ってなかったようやったけん、ってっきりその前の日のフリーライブ用に出してたホワイトボードをしまい忘れただけなのかと思ったら、急きょ決まったらしく俺がお店に入った時にはお客さんがいない状態でクラシックギター奏者のモーリーさんがステージで演奏していた。

基本的にフリーライブは一組み3曲の演奏やけど、こういう風に人が著しく少ない時はワンマンライブばりに沢山演奏できる事もある。


モーリーさんがアンコール(ゴシヤマ店長からの)も含めた演奏を終えて、しばらく時間をおいてからギターを持たずにやってきた俺が演奏。

抜き打ちテスト(死語?)のような状態で、1巡目はほとんどの曲をたまたまバックに入っていた前のバンドCRYSTAL EDGEの時の歌詞やコード譜(カバー用のも含む)を入れたファイルやらお店にあった歌本をカンぺにして懐かしの曲のカバーを中心に歌った。

2巡目はここ数年の俺のライブのレパートリーになってる曲でカンぺ無しで3曲歌った。


昨日はフェヴモンキーズのトモヤくんも出てて、彼こそ本当にワンマンライブ状態やった。

フェヴのオリジナルだけでなく、彼の敬愛するアーティストのカバー(昨日はこちらの方が多かった)など普段はめったにやらない曲を中心に歌いきった。

彼にも直接言ったけど、これでお客さんがもっと沢山いればトモヤくんのピンでワンマンライブをやってもいいくらいやと思った。


それにしてもトモヤくんと会うのも1年ぶりくらいやった。

基本的に俺と彼は音楽のつぼは違うところが多いけど(ちなみにフェヴのメンバーで一番俺とツボが近いのがベースのトオルくん)、昨日はUNICORNだけでなく以外にも黒夢も好きだったという事も分かった。

新宿LOFTのライブアルバムの初回盤の話してめちゃめちゃ盛り上がってた(笑)。

ママさんやゴシヤマさんも交えて初めて買ったCDやレコードは何だったかとかも。

俺がジュンスカの「つめこんだHAPPY」(本当はCHAGE&ASKAの「僕はこの瞳で嘘をつく」が買いたかったけど売り切れやった)で、トモヤくんはミスチルの「CROSS ROAD」。ゴシヤマさんが中山美穂の「WAKU WAKUさせてよ」、ママさんが「黒猫のタンゴ」だった。


帰りは雨が降っていて、歩きでしかも傘なしで来てた俺はトモヤくんの車で家の近くまで送ってもらった。

その車の中でトモヤくんが大学時代にやってたバンドがTRICERATOPSのコピーバンドをやってた時のライブ音源のテープを聞かせてもらった。

そのテープを聞きながら、今聞くと若い時は自分のリズムギターのプレイは荒かったという事を言ってたけど、それは俺もそう。


俺も今でもリズムギターのプレイが悪い意味で荒くなってしまう事があるけど、今はそれを演奏中でも自分でも自覚できる余裕というか周りが見えるようにはなった。

昔はもっと荒くなってしまってるのにそれを自覚できずに弾いてたもんな(笑)。

車の中でリズムギターは本当に大切やねという話もしたけど、俺は「リズムギターを軽んずる者、ギターを弾くべからず」とも思ってるという事も言った。

昨日はバンドではなく弾き語りでのトモヤくんを見たけど、彼もまた良いリズムギターを弾いている。


自分の中ではリズムギターといえば真っ先に思い付くのがLUNA SEAのINORANさん。

最近のインタビューでINORANさんが「僕のギターは技術的には初歩的だけど、それがほかの音と合わさる事が大事」といった感じの事を言ってたけど、LUNA SEAのこれまでの楽曲を聞けばその言葉には十分に納得できる。

INORANさんは音もプレイもステージングも、演出力と存在感も抜群の“魅せる”リズムギタリストやと思う。


あ!

そういえば昨日OWLに行った一番の目的やったマスターとの打ち合わせをしないままやった(笑)。

まあ事前にその件でお伺いする事を言ってなかった俺も俺やけど・・・。



SET LIST


1st STAGE

1.アオクヒカルイシ

2.TRUE LOVE(藤井フミヤカバー)

3.あゝ無情(アン・ルイスカバー)

4.フレンズ(REBECCAカバー)

5.モニカ(吉川晃司カバー)


2nd STAGE

1.私はツバメ(NO MISS GUITARSカバー)

2.束縛(SHIBAカバー)

3.Rock'n Rollers & Blues Men(with Per:ヤマウチコウタ)