
AKIHIDE「Lapis Lazuli」
先日のブログでも書いたように、最近はインストアルバムを聞くのがマイブームになってるけど、その中でもこのアルバムを特によく聞いてる。
何度も言ってきてるけど、俺はBREAKERZのメンバーの中でも特にギターのAKIHIDEさんのファンで、プレイだけでなくソングライティング、ステージング、文章の表現力や観点などにおいても尊敬している。
このアルバムは先月リリースされた2枚目のソロアルバムやけど、前作「Amber」がエレキバンド編成で自身が全曲リードボーカルを取っていたのに対し、今作は通常盤のボーナストラックを除く全曲をエレキではなくアコギをフィーチャーしたインストアルバム。
コラボした楽器もベースやドラムだけでなく、セロやバイオリンもあり、AKIHIDEさん自身もギター以外にも三線やマンドリンといった弦楽器はもちろん、ハーモニカやパーカッションも演奏している。
各楽曲のリズム、メロディ、アンサンブル、そして空気感のどれをとっても秀逸な作品。
ロックやギターに限らず、音楽って本当に良いなと思わせてくれます。
特におすすめの曲は、タイトルにもなってる重ね録りしたギターやマンドリンのアンサンブルを聞き取れば聞き取るほどに味が増す「Lapis Lazuli」、ラテンのリズムに乗るせつないメロディの歯切れの良さが見事な「Sayonara」、エレキではなくアコギでプログレをやったらこんな風になるのかと今作でもっとも“技”を感じさせる複雑かつ緩急のあるアレンジで魅せる「Lost」、ボーナストラックを除いてこのアルバムのグッドエンディングを担う軟らかでしなやかな躍動感を持つ「Tomorrow」。
アルバムのタイトルにもなってるラピスラズリは青い石の名前で、和名では瑠璃。
星空をイメージして「群青色の天空の破片」とも呼ばれていて、石言葉は「荘厳・崇高」。
俺は好きな色が青で、特に明度が低くて彩度が高い濃い青が好き。
このブログの名前も「TACASHIの青い夜空の海の追憶」で、その由来が六甲何とか占いの結果が夜空の人やった事から来てる。
俺の名前の漢字の「崇」が、ラピスラズリの石言葉にもなってる「崇高」という言葉の中にも入っている。
偶然やけど何だかこの「Lapis Lazuli」というアルバムにも、ラピスラズリという石にも、自分に何かつながる物を感じました(笑)。
お金に余裕がある時にラピスラズリのアクセサリーを買おうかな。