昨日は朝から寒いと思ってたけど、昼には雪が降ったりやんだりしてた。

雪が降り出した頃、ちょうど伊予市の尾崎のローソンにいたから、絵になる景色が見えるかもしれないと思い、俺の夏場の昼寝スポットになってる海岸まで行った。

ブルーグレーの空と、グレーがかったマリンブルーのようなマリンブルーがかったグレーのような色の海の間を、白く冷たい横殴りの風が吹いていた。

それから雪と風が強くなったり弱くなったり、降ったりやんだりを繰り返していくうちに、天気雨ならぬ天気雪。
太陽は雲に被われ白く霞んでたけど、その眩しさは広がっていたから、吹き付ける雪もさっきとは違う色のようにも見え、雲が切れ間から青空も小さく顔を出していたから、海も濃く深みのある青に見える所もあれば、明るいマリンブルーに見える所もあった。

この光景や色彩が冬らしさも冬らしからぬ感じも同時に感じさせ、何だか不思議な感じがした。
もう一生この光景を見られないかもしれないというくらいに。