明けましておめでとうございます。

昨年は基本的に、一昨年からの続けてきた事を自分のペースで良い意味で淡々と取り組んだ1年でした。
ジーミソを過ぎたからなのか、淡々としている事に対しても決して老け込むのではなく、それを楽しむ術(ここが大事)を知ったのかもしれません。
ご飯を食べるのにも体力を使う年なので(笑)、自分のエネルギーを使う配分を意識できるようになった故の良き産物なんだと思っています。

もちろん淡々としているだけではありません。
アグレッシブさや大胆不適さは決して忘れてないし、忘れてはいけません。
ほとんど野性の本能かもしれません(笑)。
淡々とストイックでありながら大胆不適なアグレッシブさの牙も持ち、それを楽しむ事ができたら気持ちが充実するし、そういう人は老若男女問わず輝いてると思います。
淡々とするのも、大胆不適に行くためでもあります。

僕も今年淡々としてきた中で運命の歯車が回り始めたのを感じたのが、夏にUst番組「あかねのサブカル妄想局Hyper」にゲスト出演させて頂いた事で、自分の感性や価値観、アイデンティティにおいて原点回帰でき、さらには番組パーソナリティのあかねさんの楽曲「SHOCKING PINK×SPICY BLACK」の作詞を手掛けさせて頂いた事でした。
この詞が自分にとって今までで1番の自信作でもあったから、この事が今年の、そして今後のためのターニングポイントになりました。

これを機に僕がベース、あかねさんがボーカルにギタリストとドラマーを探して、STAINED GLASSという名前で新しいバンドを結成しようとしていて、あかねさんもその事に前向きでいたけど、大人の事情が絡んでしまい結成の話はポシャりました。
自分の新しい目標ができ、尚且つ自分の持ち味を発揮できるバンドにきっとなると信じて疑わなかっただけに、この時はかなり凹み目標を失っていました。

そんな時、また運命の歯車が2つ回り始めました。
1つは、暁くんからD.j.dのサポートベースの話を貰った事。
しかも彼がドラムやなくてボーカルギターでメインソングライター。
彼の事をよく知ってる音楽仲間にこの事を話すと、みんな驚いてた。
でも彼こそがD.j.dのフロントマンです。
秋からスタジオに入り、バンドの音もメンバー間の雰囲気も日を追うごとに良くなってきてます。
暁くんはCRYSTAL EDGEの初代ドラマーでもあったから、いつかまた一緒にやりたいと思ってたから、D.j.dでその時以来にまた一緒にやれる機会ができたから、僕はサポートという形ではあるけど、このバンドを楽しんでいます。
コミックバンドではあるけど、彼も含めたメンバーとは向上心を持って前向きに音楽の話をしてるし、練習もみんな真面目に楽しく一生懸命に取り組んでます。
暁くんは、このバンドはバンドをやる上での基本的な事を勉強したり、身につけたり、実践したりするバンドにしたいと言ってました。
僕もこのバンドは、“バンドをやっている”という事自体を楽しみかつ真剣に取り組めるバンドだと思い、いつも良い経験を楽しませて頂いてます(たっくんさとちゃんのプチ男子会も楽しい)。
この間のカラフルの忘年会ライブで急遽飛び入りで1曲演奏したのが謀らずも初ライブになったけど、今年は複数の曲でセットリストを組んだライブもどんどんやって行く事を視野に入れてます。

もう一つはSARIAさんと再びタッグを組む事になった事です。
暁くんからD.j.dのサポートの話を貰った時、これを取引材料に(笑)俺の中で初代ドラマーでもある彼をサポートという形で迎え、CRYSTAL EDGEをプチ復活させる案を思い付きました(あわ良くば、そのまま正式メンバーとして復帰させ、バンド自体も本格的に活動再開させたかった)。
でも自分で色々と冷静に考え、そんな風に安っぽく復活させて良いバンドではない事を再認識し、僕のわがまま(あかねさんとの新バンド結成がぽしゃって、目標を失ってやけになっていた)でメンバーを振り回してはいけないと思い、それは実行しない事にしました。
でも自分にとってクリスは今でも誇りを持ってるバンドなので、SARIAさんに連絡して事情や状況を話して、結局彼女を僕のわがままに巻き込んでしまうけど、また一緒にやりたいという話をしました。
当初はTack&Sarry(クリスの中の闇組織の一つ)の復活で考えてたけど、もし今この二人がクリスではない全く新しいロックバンドを組んだらどうなるのだろうと思い、新ユニットLuis+Ciar(ルイシャ)として新たなスタートを切る事にしました。
どんな感じになるか未知数ですが、僕もSARIAさんも同じような時期に創作魂が再び充実して発動し始めたので、それぞれが自分の書いた詞や曲を通して発信し伝えていく事に今までに増して前向きになっていて、Luis+Ciarの本格始動に向けてこつこつと詞や曲を書き溜めています。

今年は僕のピンでの活動はもちろん、昨年蒔いた新しいチャレンジの種(D.j.d、Luis+Ciar)が芽吹き、茎を伸ばし、枝葉を付け、花を咲かせていきます。
淡々とストイックに、そして大胆不適でアグレッシブに。

最後にOWLの年越しフリーライブで歌ったセットリストを載せます。

1巡目
1.元気力発電所(NO MISS GUITARSカバー)
2.コンドル(NO MISS GUITARSカバー)
3.AWAKE

2巡目
1.長い夢の終わり
2.べろべろばぁ(SHIBAカバー)
3.元気力発電所(NO MISS GUITARSカバー)