先ほどまでニコ生でLUNA SEAの公開生インタビューを見てました。


インタビュー前は歴代PVをリリース順に流してたけど、俺はニコ動のプレミアム会員に登録してないけん(満席になったらプレミアム会員優先になるから、一般会員は強制的に追い出される)「gravity」の途中で追い出された(泣)。

それから何十分か経ってから、ダメ元でアクセスしたら途中からやけどインタビューが見られた。

現在制作中の新曲、現在決まっているライブツアー“The End of the Dream”以降のビジョンなどについて語っていた。

「夢の終焉」を意味するという意味深なツアータイトルだけに、関係者もファンも色々な思いを巡らせた事やろうけど、最後にRYUICHIさんが言ってた「いつでも本気のLUNA SEAを見せる。」というのがどんな事になろうとも最大にして最小の彼らの答え。

今回のインタビューは来月発売のMASSIVEに掲載されるとの事。


インタビュー後は96年の“真冬の野外”(横浜アリーナ)以降の厳選ライブ映像が流れた。

彼らは全員が個々のスタイルを持ち抜群の存在感を放ち、それが火花を散らし化学反応を起こしLUNA SEAというバンドが成立してる事は今更言うまでもないけど、なんだか最近は特にINORANさんに見入ってしまう。


一般的に一番地味だとされがちなベース以上に地味なのがリズムギターと、自分が18くらいまでは思っていた節があったけど、自分の中で抱いているそういうイメージを初めてぶち壊したリズムギタリストがINORANさん。

音、プレイ、アンサンブルの中での役割や存在感、佇まい、ステージング、ギターの弾き方がかっこ良かった。

個人主義的なメンバーが集まった独立国家共同体のようなバンドの中で、特にINORANさんが淡々と我が道を行ってる感がする。


去年、ある音楽仲間に「TACASHI君は淡々としてる。ストイック」とか言われた事があった。

ストイックはもっと前にも言われた事はあったけど、まさか淡々としてると言われるとは思わなかった。

自分でもうるさいくらいその真逆やと思ってたし。

でもよく考えると、30になるかならないかの頃からそうなった感じはあったし、周りがどうだろうと自分がこうだと思った事をやり続けてきたという意味では、もっと前から淡々と我が道を進んできたと言っても間違いではなさそうな気もする(物静かとか寡黙かどうかという意味では完全に違うのは自覚しとります)。

元々INORANさんは好きなギタリストの1人でもあったし(実はINORANモデルを持ってる。そのギターに限らず、エレキ用の弦のゲージを0.09やなくて0.10のセットを張るようにしてきたのも完全にINORANさんの影響)、そういった自分を自覚した(させられたと言った方がいいかな?)事もあって、INORANさんにある種共感や尊敬を超えた念を抱いてる自分に気付いた。


INORANさん以外では、氷室京介さん、SIAM SHADEのDAITAさん、ROUAGEのRAYZIさんにも、我が道を淡々粛々と取り組み進み、スイッチが入るとアグレッシブにやり抜くというスタイルやスタンスを感じます。