遅くなりましたが29日のライブ無事終了しました。
詳しいライブレポはSARIAさんが近いうちに書くと思うので、俺はライブレポと言うよりは、あの日の出演者について書こうと思います。
クリスのブログにも俺とSARIAさんのプチレポとLONGMANのMC(笑)については書いてます。
1.TACASHI
俺がトップバッターを切り、ACE-1(まだ仮ホールですが)でのライブの火蓋を切らせて頂きました。
ピックではなくトランプのA(ACE-1だけに)のカードを4枚とも投げたのは前から考えていた演出やったけど、飛距離はピックよりも短かった(笑)。
残ったカードではババ抜きは出来ても、ポーカーでロイヤルストレートフラッシュは出せなくなりました(笑)。
個人的には11日のShangri-la以来約半月ぶりのライブやったけど、セットリストは「翼のカケラ」以外はあの時とは違う選曲に。
あの曲に関しては歌がぐらついてしまったのは難点やったけど、楽曲自体はお褒めの言葉を頂いたので、ライブであの曲を育てていこうと思ってます。
SET LIST
1.7月の雨
2.コンドル(No Miss Guitarsカバー)
3.翼のカケラ
2.HIRO
元々4年前に知り合ったけど、ライブでご一緒させて頂くようになったのは去年から。
一時はベースでサポートさせて頂いた事もあり、それに関して自分はベーシストとして不完全燃焼に終わってしまってはいたけど、HIROさんの選曲のベースアプローチに触れたお陰でベーシストとしての引き出しを増やす事や本当の意味でベーシストとしてのスタイルを確立しないといけない事を考えさせられた。
同じ身近な女性ロックボーカリストとして武器で例えるなら、SARIAさんが剣や槍なら、HIROさんは斧やハンマーだと俺は思ってる。
それによって自分の出し方や役割の違いを意識したり楽しんだりも出来た。
歌だけでなく、ギターの特殊奏法(パーカッシブ奏法など)にも磨きをかけている。
歯に衣を着せなさ過ぎる(笑)おぞましい下ネタトークは、対バンした全国ツアーを回ってるアーティストに「日本全国の色んなライブハウスを回ってるけど、こんな下劣なライブハウスは他に無いぜ!」と言わせた伝説まである(笑)。
この日のライブは転換時に俺が小さい子連れのお客さんもいるからMCでいつものような暴走はしないようにと釘を刺したにもかかわらず、おぞましい事を言ってました。
3.Akane
去年の12月に某所での裏方としてお手伝いしたイベントがあって、その時司会をされていたのがAkaneさん。
普段は仕事をしながら劇団員としてミュージカルにも参加している人でもある。
好きな音楽は俺と同じでビジュアル系をよく聞くらしく、色々なバンドの話をしてたら、何と俺と同じくBREAKERZのAKIHIDEさんが好きという事も判明した。
AKIHIDEさんが好きと言う人に会えたのは、OILdeSLIPのギターのHIRO君につづいて2人目で、Akaneさんのお友達にもAKIHIDEさんファンがいるらしい。
音楽活動自体はこれまで色々なバンドを転々として純粋なアマチュア活動しかされてなかったとの事やけど、俺は前からロックバンドのクリスとは別で女性ボーカルのボサノババンドを作ってみたいと思っていて、今回のライブを見てAkaneさんに早速声をかけた。
4.ai tone
ボーカルのナオミさんは2年前に別のユニットをやられてる時にお会いして、一昨年の秋は一緒にライブでツイン司会もさせて頂いたけど、ピアノの烏谷澄香さんは今回初めてお会いした。
ステージはもちろん、楽屋でも2人とも音楽に対する集中力や向き合い方が違うなと思った。
ブログを見ても解る通りナオミさんは人間的にも聡明な人で、それが歌声に出ていると思う。
烏谷さんのピアノがそのナオミさんの歌に対する追い風となっていた。
ユニット名のなかにあるtoneという言葉には音という意味はもちろん、調和という意味もあり、ユニット名を象徴する歌とピアノによる音の調和を聞かせてくれた。
俺は普段純然たるジャズは聞かないけど、高速道路を走る車さえもスローモーションに見えるトワイライトブルーに染まる都会の夜景を、お洒落な色のお酒が入ったグラスを手に持って高層ビルから眺める情景が浮かんだ。
人間は特殊な環境に置かれると感性が研ぎ澄まされるとも言われてるけど、普段聞かないような音楽(こういう音楽を聞きたいと思う時もあるけど)だからこそ、聞いていて自分の感性が磨かれて研ぎ澄まされていくのが分かった。
5.みぃ子
彼女とは3年前からライブで度々ご一緒させて頂くようになったけど、詞を読んでいて感受性の塊りでもあると思う。
この日のライブでも歌われた「クローバー」は初のオリジナル曲でもあるが、それにもその彼女の感受性がいかんなく発揮されていて、柔らかな印象や歌声の中に強い芯が持ったアーティストでもある事を証明している彼女の原点でもある。
最近のライブでは聞いてないけど「結晶」は個人的に好きな曲。
6.SARIA
早い物で彼女と会ってから4年になる。
以来様々なスタンスで歌い続けてるけど、俺と一緒にやっているCRYSTAL EDGE(現在活動休止中)のボーカリストでもある。
SARIAさんはわがままで自己顕示欲が強いけど、それにさらに輪をかけたのが俺(笑)。
毒(わし)を以って毒(お嬢)を制してるいい例やけど、彼女はリーダーというバンド全体をまとめ舵を取る役、俺はベーシストという音的には影に徹し調性を取る役で、それぞれその自覚も持ってるからこそ、バンドとしてバランスが取れてるのだと思う。
そんな俺みたいな奴とよくやれてるなと感心するけど、本人曰く「もう慣れた(^^;)」らしい・・・。
そして、そんな俺らのわがままをいとも簡単にひっくり返すのがSHINPEI君(笑)。
真面目で責任感が強く本気のモチベーションを持ってるし、年齢とか性別関係無く尊敬できる奴だし、本当に良い相棒だと俺は思ってる(向こうはどう思ってるか知らんけど・・・)。
自分だけでなく周りや全体もかっこ良く見せる術を心得てる彼女は、スラムダンクのキャラで言えば流川 楓ではなく仙道 彰だと思うし、俺は彼女の事を賢いボーカリストでもあると思ってる。
今回はオケをバックに歌うスタイルで参加で、俺が自分の出番で「7月の雨」を歌ったけど、彼女は「REAL 69」をという風にこの日はお互いが1曲ずつクリスの曲を歌ったから、まさに内乱勃発な対バンだった。
あぁ、クリス組の仁義なき戦い・・・。
♪チャララ~ン チャララ~ン~(仁義なき戦いのテーマ)
7.LONGMAN
彼らとは過去にクリスで対バンした事もあって、今回久々の対バンとなったけど、ドラムに石橋君が入ってからは初の対バン。
石橋君は彼が前にいたバンドの音源も持ってるしライブも見た事もあったけど、ちゃんとお話した事が無かったから、今回お話出来た事が個人的に嬉しくもあった。
今回のライブでは前のバンドの時以上にドラミングが生き生きしてるなと感じたし、それによってバンド全体としても以前に見た時よりも格段にかっこ良くなっていた。
俺の音楽仲間でもあるBless.のボーカルのakkiyも見に来ていて、初めて見る彼らの事をかっこ良いと言っていた。
ボーカル&ギターのヒロヤ君とベースのタカシ君(クリスとLONGMANのベーシストはWタカシ)によるショートコントは彼らのライブの名物にもなってるが、演奏のかっこ良さだけでなくこちらも今まで見た中で今回が一番面白かった。
その同じ名前のベーシストでもあるタカシ君がMCで「SARIAさんの周りの人達はみんな独特」と言っていたが、それを否定する人が会場に誰もいなかった(笑)。
このMCの方がショートコントより受けてたかも・・・(^^;。
8.SUPER DELAXE
彼らもやはり過去にクリスで対バンした事があったけど、ギターの加藤さんとピアノのレイコさんは別のバンドでも何度も対バンした事があった。
ボーカルのArちゃんはボーカル力、ソングライティング力ともに申し分の無いこのバンドのフロントマン。
やはり前述したakkiyが「上手いなぁ・・・」と言っていた。
以前に対バンした時はArちゃん、加藤さん、マサトさんの3人やったけど、今回はピアノにレイコさんを加えた4人編成。
ここまで来たら、ドラムに十時さん、ベースに沢田さんが加わったバンド編成になったらと思ってしまうのは俺だけじゃないはず。
ちなみにこの日会場に用意したオードブルは何故か枝豆ばかりが残り、それを出演者やスタッフが何人かで必死で食べていた場面があったが、Arちゃんは「3週間は枝豆を見たくない」と言っていた(笑)。
9.ひかり
昨年、Shangri-laのイベントに出演されていたのを見て、ボーカルのひかりさん(ボーカルの名前とグループの名前が一緒なのがBON JOVIみたい)の歌声がとても印象に残り、打ち上げの時に俺とSARIAさんが速攻で(笑)ライブに誘った。
今は中島みゆきさんの曲を中心にやってるけど、いつかはオリジナルも聞いてみたい。
松山でのライブは少ないけど、どちらかといえば九州でのライブの方が多いらしい。
Shangri-laやACE-1以外でも松山での彼らのライブが増えたらいいなと思う。