ブログに書くのが遅くなったけど、13日はサロンキティに陰陽座のライブを見に行った。
今回のツアーのタイトルは“続・生きることと見つけたり!!”。
4年前の“生きることとみつけたり!!”は全都道府県を回るツアーで(フランスとドイツも回った)、今回のツアーは1ツアーで全都道府県を回るツアーではないけど、それ以降のツアーから白い日本地図を用意して、ツアーで訪れる度にその都道府県の部分の色を塗っていき、それからの3年がかりですべての全都道府県に色が塗られるのが達成されるのが、今回の“続・生きることとみつけたり”。
1ツアーで全都道府県を制覇した“生きることと見つけたり”も、3年がかりでその翌年のツアーから今回のツアーまでの間、地道にコツコツと全都道府県を回った“続・生きることとみつけたり”も、ライブバンドである彼ららしい。
一気にやり遂げる事の素晴らしさも、コツコツと着実にやり遂げていく事の素晴らしさも、彼らは実行し実現した。
それに何よりも、今回は黒猫さんの急性ポリープのため中止になった分の振替公演であり、そしてその延期スケジュール上の成り行きとはいえ、瞬火さん、招鬼さん、狩姦さんの弦楽器隊トリオの出身地愛媛での千秋楽(ツアーファイナル)。
迸り公演(追加公演)の大阪は瞬火さん曰く別腹との事で、あくまでも千秋楽は松山。
今回のツアーはアルバムリリースに合わせたツアーではなかったので、THE BEST OF 陰陽座的なセットリストが組まれたが、陰陽座は10年の歴史があり、楽曲の数も100曲は超えていてその中からの選曲なので、会場によってもセットリストが変わっていたそうなので、黒猫さんも言ってたけどその会場ごとでも何が出てくるか分からない選曲との事。
過去のシングル曲でもある「鳳翼天翔」、「甲賀忍法帖」が聞けたのもこういうツアーならでは。
俺はまだまだ知らない曲の方が多いけど(多分4分の1も知らんと思う・・・。でも好き)、知ってる曲の時は「あの曲をやってくれた」とか「この曲好きなんよなぁ」とか「これ聞きたかった」と嬉しくなり、知らない曲の時は「これ何て曲?」とか「こんないい曲があったんや」とか「どのアルバムに入ってる曲?」と新たな探究心が沸いた。
7月に急遽公演中止になった当日、お客さんを一旦会場の中に入れ、黒猫さんを除くメンバーがノーメイクに普段着でステージに立ち、公演中止の旨とその経緯を話し土下座までした。
しかし、今回の振替公演ではあの時と同じステージの上で、借りを返す以上の充実した表情と演奏、ステージングで魅せてくれた。
もちろん黒猫さんも。
序盤は瞬火さんがメインで歌う曲が続いたけど、黒猫さんのハモリだけでなく、歌ってない間のステージアクションを見ていても、復活した事による充実ぶりが伺え、黒猫さんがメインで歌う曲が始まるとまさに水を得た魚のようだった。
メインボーカリストである黒猫さんと、ベーシストでありながらも時にリードボーカルやMCも取ったりする瞬火さんによる、ツインフロントマンのスタンスも彼らの魅力。
招鬼さんと狩姦さんのツインギタリストもリードからバッキングまで、流麗なメロディ弾きから超絶テクニックまで聞かせるだけでなく、MCでも楽しませてくれた。
特にこの日の狩姦さんのMCは黒猫さんや瞬火さんにも負けないくらい楽しませてくれた。
学生時代に体操服で(校則で校区外から1歩でも外に出る時は、制服か体操服を着ないといけないため)八幡浜から鈍行に乗って松山に行った事の話をしたり(お客さんから「何で制服で行かなかったんですか?」と突っ込まれ、「それ盲点やった・・・」と言った)、3回目のアンコールで愛媛の伊予柑の歌をコール&レスポンスしたり・・・。
これも地元で千秋楽を迎られた事による嬉しさだったのかもしれない。
彼らのライブはアンコールを沢山やってくれるんやけど、1回目のアンコールは「焔の鳥」をSEにして登場し「鳳翼天翔」で幕を開けたから、まさにこの日2度目のライブが始まった感じがした。
瞬火さん曰く、3回目のアンコールが地獄の釜の蓋に手をかけたのなら、4回目のアンコールは極楽地獄の釜茹でとの事。
4回目のアンコールの4曲目に「骸」を持ってきてくれたのがかなり粋やった。
全曲を終えた時、黒猫さんの目に涙が・・・。
自己管理に問題があった故の急病ではなかったとはいえ、そのためにライブが延期になり、そのためにこの日のライブに来られなかった人達もいたけど、それでも自分達の事を待ってくれ、熱い想いと暖かい応援をくれた人達もいた。
ライブ中、黒猫さんは何度も「陰陽座のファンは宇宙一」と言っていた。
瞬火さん、招鬼さん、狩姦さん、そしてファンもこの日のライブを楽しみにしていた事には間違いないが、一番この日のライブに対して思い入れがあったのは黒猫さんなのかもしれない。
その思い入れと4年がかりでの日本2周達成による結晶が、黒猫さんのあの涙だったようにも思えた。
自分の素直な気持ちによって、ステージで純粋で輝ける涙を流せる事は素晴らしい事であり、その涙の意味は誰よりも本人が一番分かってる・・・。
陰陽座が3年がかりで2度目の全都道府県制覇、4年がかりで日本2周を達成したツアー“続・生きることとみつけたり”の地元愛媛での千秋楽は、純粋で輝ける涙と、多くの熱く暖かい想いによって締めくくられた。
今このブログを書いていても、あの黒猫さんの涙を思い出し、目頭が熱くなりそうです・・・。
前述した通り、今回のツアーはベスト的な選曲で会場にやった曲、やらなかった曲もあった。
松山でしかやらなかった曲もあり、その曲は下手すると今後二度とやらないかもしれないと言ってた(笑)。
まだまだ知らない曲も沢山あるけど、彼らの曲は100曲以上あるからライブやベストアルバムの選曲でも「あの曲聞きたかったのに」とか「あの曲入れてほしかった」という想いが、ファンはもちろん、メンバー自身にもあるくらい(!)。
最後にこの日のライブではやらなかったけど、個人的にこの日のライブで聞いてみたかった曲の動画を貼ります。
今回のツアーのタイトルは“続・生きることと見つけたり!!”。
4年前の“生きることとみつけたり!!”は全都道府県を回るツアーで(フランスとドイツも回った)、今回のツアーは1ツアーで全都道府県を回るツアーではないけど、それ以降のツアーから白い日本地図を用意して、ツアーで訪れる度にその都道府県の部分の色を塗っていき、それからの3年がかりですべての全都道府県に色が塗られるのが達成されるのが、今回の“続・生きることとみつけたり”。
1ツアーで全都道府県を制覇した“生きることと見つけたり”も、3年がかりでその翌年のツアーから今回のツアーまでの間、地道にコツコツと全都道府県を回った“続・生きることとみつけたり”も、ライブバンドである彼ららしい。
一気にやり遂げる事の素晴らしさも、コツコツと着実にやり遂げていく事の素晴らしさも、彼らは実行し実現した。
それに何よりも、今回は黒猫さんの急性ポリープのため中止になった分の振替公演であり、そしてその延期スケジュール上の成り行きとはいえ、瞬火さん、招鬼さん、狩姦さんの弦楽器隊トリオの出身地愛媛での千秋楽(ツアーファイナル)。
迸り公演(追加公演)の大阪は瞬火さん曰く別腹との事で、あくまでも千秋楽は松山。
今回のツアーはアルバムリリースに合わせたツアーではなかったので、THE BEST OF 陰陽座的なセットリストが組まれたが、陰陽座は10年の歴史があり、楽曲の数も100曲は超えていてその中からの選曲なので、会場によってもセットリストが変わっていたそうなので、黒猫さんも言ってたけどその会場ごとでも何が出てくるか分からない選曲との事。
過去のシングル曲でもある「鳳翼天翔」、「甲賀忍法帖」が聞けたのもこういうツアーならでは。
俺はまだまだ知らない曲の方が多いけど(多分4分の1も知らんと思う・・・。でも好き)、知ってる曲の時は「あの曲をやってくれた」とか「この曲好きなんよなぁ」とか「これ聞きたかった」と嬉しくなり、知らない曲の時は「これ何て曲?」とか「こんないい曲があったんや」とか「どのアルバムに入ってる曲?」と新たな探究心が沸いた。
7月に急遽公演中止になった当日、お客さんを一旦会場の中に入れ、黒猫さんを除くメンバーがノーメイクに普段着でステージに立ち、公演中止の旨とその経緯を話し土下座までした。
しかし、今回の振替公演ではあの時と同じステージの上で、借りを返す以上の充実した表情と演奏、ステージングで魅せてくれた。
もちろん黒猫さんも。
序盤は瞬火さんがメインで歌う曲が続いたけど、黒猫さんのハモリだけでなく、歌ってない間のステージアクションを見ていても、復活した事による充実ぶりが伺え、黒猫さんがメインで歌う曲が始まるとまさに水を得た魚のようだった。
メインボーカリストである黒猫さんと、ベーシストでありながらも時にリードボーカルやMCも取ったりする瞬火さんによる、ツインフロントマンのスタンスも彼らの魅力。
招鬼さんと狩姦さんのツインギタリストもリードからバッキングまで、流麗なメロディ弾きから超絶テクニックまで聞かせるだけでなく、MCでも楽しませてくれた。
特にこの日の狩姦さんのMCは黒猫さんや瞬火さんにも負けないくらい楽しませてくれた。
学生時代に体操服で(校則で校区外から1歩でも外に出る時は、制服か体操服を着ないといけないため)八幡浜から鈍行に乗って松山に行った事の話をしたり(お客さんから「何で制服で行かなかったんですか?」と突っ込まれ、「それ盲点やった・・・」と言った)、3回目のアンコールで愛媛の伊予柑の歌をコール&レスポンスしたり・・・。
これも地元で千秋楽を迎られた事による嬉しさだったのかもしれない。
彼らのライブはアンコールを沢山やってくれるんやけど、1回目のアンコールは「焔の鳥」をSEにして登場し「鳳翼天翔」で幕を開けたから、まさにこの日2度目のライブが始まった感じがした。
瞬火さん曰く、3回目のアンコールが地獄の釜の蓋に手をかけたのなら、4回目のアンコールは極楽地獄の釜茹でとの事。
4回目のアンコールの4曲目に「骸」を持ってきてくれたのがかなり粋やった。
全曲を終えた時、黒猫さんの目に涙が・・・。
自己管理に問題があった故の急病ではなかったとはいえ、そのためにライブが延期になり、そのためにこの日のライブに来られなかった人達もいたけど、それでも自分達の事を待ってくれ、熱い想いと暖かい応援をくれた人達もいた。
ライブ中、黒猫さんは何度も「陰陽座のファンは宇宙一」と言っていた。
瞬火さん、招鬼さん、狩姦さん、そしてファンもこの日のライブを楽しみにしていた事には間違いないが、一番この日のライブに対して思い入れがあったのは黒猫さんなのかもしれない。
その思い入れと4年がかりでの日本2周達成による結晶が、黒猫さんのあの涙だったようにも思えた。
自分の素直な気持ちによって、ステージで純粋で輝ける涙を流せる事は素晴らしい事であり、その涙の意味は誰よりも本人が一番分かってる・・・。
陰陽座が3年がかりで2度目の全都道府県制覇、4年がかりで日本2周を達成したツアー“続・生きることとみつけたり”の地元愛媛での千秋楽は、純粋で輝ける涙と、多くの熱く暖かい想いによって締めくくられた。
今このブログを書いていても、あの黒猫さんの涙を思い出し、目頭が熱くなりそうです・・・。
前述した通り、今回のツアーはベスト的な選曲で会場にやった曲、やらなかった曲もあった。
松山でしかやらなかった曲もあり、その曲は下手すると今後二度とやらないかもしれないと言ってた(笑)。
まだまだ知らない曲も沢山あるけど、彼らの曲は100曲以上あるからライブやベストアルバムの選曲でも「あの曲聞きたかったのに」とか「あの曲入れてほしかった」という想いが、ファンはもちろん、メンバー自身にもあるくらい(!)。
最後にこの日のライブではやらなかったけど、個人的にこの日のライブで聞いてみたかった曲の動画を貼ります。