俺にとって近所の気の良いお兄さん的な人が、数日前に亡くなった事を今日知った。


そろそろ2か月ぶりに顔を出そうかと思っていた矢先の事で、今でも正直信じられない。


その人は俺より一回りほど年上で、俺が中学生の頃からよく知ってる。

その人のご両親は、俺がまだ幼稚園の頃からよく知っている。

ご両親の気持ちも考えると、何ともいたたまれない。

その人を通して他の近所の人達との繋がりもできたし、そのご縁で専門学生の頃にバイト先を紹介して頂いた事もあった。


俺が社会人になってからも、その人と他愛の話をしていても、まだあの時と変わらないような気がしてしまう。

その人にとっての俺も、いまだに中学生の時の俺のまま止まっているような部分があったのかもしれない。


こんな時に食べ物の話をするのも不謹慎ではあるけど、その人に美味しいたこ焼き屋を教えてもらい、そのお店にも2回行った。

お店の人にも「ここのマヨタコが美味いって、知り合いに教えてもらったんです」と言った。

食べに行った事は、もちろん後日その人に会った時に報告した。

それから他にも美味しいたこ焼きのお店を教えてもらったけどまだ行ってなかったので、食べに行ってからまたその報告をしたかった。

これからそういったたこ焼き屋さんの前を通りがかったり、立ち寄って食べたりすると、その人の事を思い出さずにはいられないと思う。


この現実をいまだに受け止められずにいるけど、ご冥福を祈るばかりです・・・。