結成25周年を迎えたPERSONZが自身のセルフカバーはもちろん、あのBOOWYのカバーも同時収録したアルバム「BOOWY meets PERSONZ BOYS,WILL BE BOYS」、「BOOWY meets PERSONZ GIRLS,WILL BE GIRLS」の2枚がリリースされた。


でもまだ買えてません・・・。

11月の高松でのライブもお財布の都合で行けません(涙)。

PERSONZは過去に2回見逃してるけど、これで3回目確定・・・。


彼らの代表曲でもある「DEAR FRIENDS」はクリスでもカバーさせて頂きました。

俺は80年代の日本のロックをルーツとするクリスを結成した時から、PERSONZをやりたいとずっとメンバーにも言っていたくらいやった。 

SHINPEI君のオーディションの時、俺がPERSONZの事を言ったら、あいつは「本田さんは音作りに定評ありますよね」と言ったんやけど、それも俺にはポイントが高かった。

SHINPEI君に限らず、クリスのメンバーは俺の趣味で選んでるような物です(リーダーはSARIAさんやのに・・・)。


そんなPERSONZのMySpaceのページがオープンし、冒頭で述べたアルバムの中からBOOWYのカバーも含めた何曲かが試聴できるようになっていた。


MySpace PERSONZのページ

http://www.myspace.com/personz_to_personz


濱添さんが速攻でクリックしてるのが想像できる(笑)。


PERSONZのセルフカバーは大胆に変わってるのもあった。

シャッフルパンクとも呼べそうな「Midnight Teenage Shuflle」はサイバーチックなサウンドに仕上がっていたのに驚いた。

「DEAR FIRENDS」は最初のバラード調の所が、オリジナルバージョンではオルゴール音をバックに歌っていたのが、このアルバムではオルゴール音やなくてアコギになっていた。

そういえば「VENUSの憂鬱」は本田さんが脱退してる間の曲やったなぁ。

そういえば、本田さんがいない間の曲で「SAYONARAは言わない」は、SHINPEI君がクリスでやってみたいって言ってた。


BOOWYのカバーはわりと原曲に近いアレンジやったけど、違和感が全然無かった。

「Dreamin'」、「B.BLUE」、「わがままジュリエット」のカバーはPERSONZのオリジナルでもおかしくないくらい。

「NO. NEW YORK」はPERSONZ仕立てのサウンドに仕上がっていた。

新鮮さと馴染んでる感じが同居していて、BOOWYファンとしてもPERSONZファンとしても楽しめる。

JILLさんのボーカルも氷室さんとは違った感じがしつつも、BOOWY時代の氷室さんにどこか通じる雰囲気も感じた。

本田さんはまだBOOWYがライブハウス時代に手を怪我した布袋さんのピンチヒッターで弾いた事があるし、今でも氷室さんのライブサポートでBOOWY時代の曲をやる時も弾いてるから、今回のアルバムでBOOWYのカバーをやること自体自然な事にも思える。

本田さんと布袋さんのギターワークは、テクニックよりもむしろサウンドメイキング(特にエフェクターを使った物)やトリッキーさでギターキッズに影響を与えたギタリスト。

今回は氷室さんのライブではDAITAさんが弾いてたフレーズも本田さんが弾く事になる。


PERSONZがBOOWYをカバーしたように、クリスもBOOWYのカバーをしてもいけるのでは?

ちなみにクリスでBOOWYが好きなのは俺とSHINPEI君(俺がボーカルで、BOOWYのカバーユニット水晶暴威をやった事もある)。

うちの“女版・氷室京介”はBOOWYの曲をどれくらい知ってるんやろ?

「MARIONETTE」のサビの歌詞を“ガラスの中のマリオネット”(正しくはガラスやなくて鏡)って言ってたくらいやもんなぁ・・・(笑)。


BOOWYもPERSONZもお手本にしたいバンドです。


TACASHIの青い夜空の海の追憶-personz