今日は20才の時に書いた詞を引っぱり出しました。

モロにビジュアル系やなぁ・・・(笑)。

でも、適当にそれっぽい言葉を並べただけのいい加減な詞ではなく(前にも言ったけど詞に対していい加減な奴はムカつく)、実体験を元に書いた詞です。


もちろん、これもメロディが付いてない(笑)。

当時は詞は俺が書いて、他の人にメロディを作ってもらおうと思ってたから、作詞だけでなく作曲もやってる今の自分はあの時から成長したんやなぁと思う。


俺が当時ボーカルをやっていたVISAGE(DIE IN CRIESのアルバムのタイトルから取りました)というバンドのオリジナル用に書き溜めてた詞なんやけど、この詞に限らずVISAGEはオリジナル曲を1曲もやらないまま解散した。

俺はこのVISAGEでインディーズデビューして、当時テレビ朝日系列でやっていたBreak Outというインディーズ音楽情報番組にも出る事が夢やった(SHAZNA、D-SHADE、Janne Da Arc、La'cryma Christi、Pierottも出ていた)。

この番組は東海林のり子さん(この人がいなければ今の日本のビジュアルシーンは無かった)がアーティストの楽屋やスタジオに突然お邪魔するという企画もあったんやけど、俺は東海林さんにやったら楽屋に乱入されようがドッキリされようが構わないと思っていた(笑)。

更に言えばパパパパPuffy(懐かしい!!)のビジュアル系だらけの大運動会にも出たいと思っていた(笑)。


そんなビジュアル系どっぷりだったあの頃(今も?)の思い出や、当時(今も?)大好きだったタイプの音楽を思い出さずにはいられない詞です。

この詞はビジュアル系チックなタッチの詞ですが、当時からそういう詞であろうがなかろうが自分の想ってる事や伝えたい事を綴った詞を書き続けたい、歌いたいという想いは変わってません。


この詞はCRYSTAL EDGEの新曲で使ってみようかな?

ただ最近では、俺が新曲用の詞を書いて持って行っても、SARIAさんにボツをくらうもんなぁ・・・。

でも、それもあいつがボーカリストとして歌詞の面での良い意味での自我に目覚めた証拠でもあります。





BLUE CRYSTAL MOON



凍える夜空(そら)に浮かぶ 水晶の月の下で

蒼白(あお)く透き通る 夜風(かぜ)にさらされ彷徨う私を

今宵の月が 導いてくれる


今でも貴方の か細く透き通る歌声(こえ)が

私をとらえて離さない・・・

心はまるで 貴方に導かれてるかのよう・・・


もう貴方を求めてはいけない事は 分かってるはずなのに

今でも貴方を求めてしまう

そんな未練がましい私を 今宵の月は嘲笑っている


蒼白(しろ)い砂丘の上で 私は睡む

夢の中 現れた貴方は 私に語りかける・・・

「私のもとに辿り着いて・・・」


許されぬ想いと 蒼白(あお)い月光(ひかり)が

私を導いてくれる


もう貴方を求めてはいけない事は 分かってるはずなのに

今でも貴方を求めてしまう

そんな未練がましい私を 今宵の月は嘲笑っている


蒼白(あお)き水晶の月は 自らを海に映し

すべてを包み込んでいる・・・