昨日はララナカヤさんのサポートで1曲ベースを弾くべく、Shangri-laへ夜のお出かけをしました。

レレレのレー


弾かせて頂いた1曲はもちろん「のっぴきブルース」。

僕も含め、この曲が2007年の年末の思い出になってる人もいる訳ですが、その1人でもある津軽三味線奏者の堀尾泰磨さんも言ってたけど、この曲に品行方正の文字はありみゃしぇ~ん。

過去にこの曲をセッションでやる時にコラボするミュージシャンは、その堀尾さんや山崎倫靖さんがいて、俺も一緒にベースを弾く時もあれば、逆に俺が1曲通して歌ってララさんはリードギターを弾くというパターンもあった。

そして俺も自分のソロのライブで歌わせて頂いた事もあります。


数週間前に昨日のライブでララさんのサポートで数曲だけでもいいからベースを弾きたいと俺の方からお願いして、ライブの2日前にララさんから電話でこの「のっぴきブルース」1曲に集中してやろうという事になった。

しかし、今回は堀尾さんも山崎さんもいない。

俺がベースを弾くパターンで、俺とララさんの2人だけでこの曲をやるのは昨日が初めて。


しかも、ララさんから電話を貰った時に求められた事がいくつかあって、1つは音を外さない事。

もう1つは必ずしもCD通りの構成や小節数になるとは限らないから、それにもその場で対応できるようにする事。

さらにもう1つはなるべく手元を見ない事やった。

全てが俺の課題点やった。

ララさんにも今回のはハードルが高いぞと言われた。

でも、俺は「やります」とはっきり答えた。


過去にこの曲をやった時、ララさんに事前にコードを教えてもらってたけど、 ONコードで教えてもらったのではなかったし、歌メロとの絡みを考えるとONコードになるのではないかと最近になって感じるようになっていた。

その事をララさんにその電話で相談したら「それなら、お前がこうした方が良いと思う事をやって曲を良く聞こえるようにしろ。後で俺が「何であそこであんな風にしたんぞ」と言っても、お前が「あそこはこうこうこうだから、ああいうあんな風に弾いたんです」と自信を持って言えるような事をしたらいい。それがサポートメンバーや。」という感じの事を言われた。

これで今回のステージに臨む意味での精神的な迷いは無くなった。

例え、上手くいこうがこけようが・・・。

ララさんも言ってたけど、今回は色んな意味で白か黒かで、その間なんて無いという感じだった。


蓋を開けた結果は演奏やステージング自体は楽しかったけど、自分としてはララさんから求められた事の半分も出来てなかったと思う。

白か黒かではあったけど、やはりあのステージに立つからには一矢を報いたいと思い、ララさんをサポートしながらも、自信を持って自分を出さないといけないと思った。

ララさんのサポートでベースを弾くのは俺やし、俺がサポートでベースを弾くのはララさんやけん。

CRYSTAL EDGEのベーシストとしての自分とは違う自分を楽しみ、そして見てる人達も楽しませたいと思い、ベースソロは既存の曲のギターやベースのフレーズをメドレーで弾いた。

そのベースソロに組み込んだ曲は、BON JOVIの「Livin' On A Prayer」、ベンチャーズの「パイプライン」、BOOWYの「MARIONETTE」、マイケル・ジャクソンの「BEAT IT」、GLAYの「SHUTTER SPEEDSのテーマ」。

ただ、こっちのネタを仕込む事に気が行き過ぎて、肝心の「のっぴきブルース」の歌バックのベースで音を外してしまった事はララさんのサポートベーシストとしては失格やった。


でも過去にこの曲を何回か一緒にやった経験もあり、こんな感じでくるのではと予測していた所もあって、その箇所に差し掛かった時はちゃんと気構えが出来ていたから、今までよりも早く反応ができた。

プレイやフレーズにおいてはアドリブで対応できた訳ではなかったけど、その分事前にある程度の事が考え、その場においての選択肢や対応策はいくつか考えていた。

でもまだまだラライズムは掴めません。

と言うか掴ませないのでしょう(笑)。


ララさんとのライブサポートやセッションはこれからも自分の成長が問われたり試されたりする場だと思います。

また改めてララさんのCDを聴き直し、耳コピしてみようと思ってます。

ララさんの曲はコピーのし甲斐があると思う。


CDのサブタイトルにも書いてるけど、“このCDを聴かない奴は音楽を止めて野球部に入れ!逮捕される前に聴け!!”