タイトルを見て「何じゃこりゃ?」と思った人もいる事でしょう。
これを左を上にして見てみましょう。
タリラリラ~ンのコニャニャチハ~。
バカボンのパパなのだ。
これでいいのだ。
どういう訳か、天才バカボンを見たくなりYou Tubeで見ました。
バカボンシリーズは、天才バカボン、元祖天才バカボン、平成天才バカボン、レレレの天才バカボンとアニメ化もされた。
初代と元祖は再放送で見て、平成はリアルタイムで見てたけど、レレレは愛媛では見れなかった(もしかしたら単に仕事の時間にやってたからかもしれない)。
平成天才バカボンは何気に同時代性があった。
放映当時は平成2年で、バカボンのパパが「そんな事を国会で土井員長が決めたのか?」と言った場面があった。
あの頃は、至る所で土井たか子の選挙ポスターが貼ってたっけなぁ。
天才バカボンというタイトル通り、本来の主人公はバカボンやったけど、いつの間にかバカボンのパパが主人公になってしまった。
バカボン一家の表札の名前はバカボンやったけど、いつの間にかバカボンのパパになっていた。
そしてバカボンのパパの名前も「バカボンのパパ」。
バカ田大学(言わずと知れたバカボンのパパの出身大学)の先生もバカボンのパパを「バカボンのパパ君」を呼んでいた。
自分の名前を書く時「バカボンのパパ」と書いていた。
表札や呼ばれ方、自分の名前の書き方を考えると、フルネームが「バカボンのパパ」、苗字が「バカボン」、下の名前が「パパ」と考えるのが妥当か。
苗字と名前の間に「の」が入るのは、源 義経とか藤原道長のように平安時代まで苗字と名前の間に「の」を入れてたのと同じ発想なのかもしれない。
昭和と平成なのに・・・。
バカボンシリーズは赤塚不二夫のギャグ漫画の代表作として有名やけど、実はブラックな漫画でもある。
バカボンのパパは人を何人も死なせている。
・学生時代の後輩に焼身自殺をさせた
・売れない作詞家に大量の睡眠薬を飲ませた
・学生時代の卒業式で、先生を十字架に縛り付け火あぶりにした
・友達の家ですき焼きをごちそうになり、その時不注意でガスコンロを床に落とし、友人家族を中に残したまま家を全焼させた
俺が知ってるだけでもこれだけある。
あと、その後の生死は分からんけど、奥さんのDVに悩む見ず知らずの男性(婿養子)をトンカツにした事もあった。
これは、バカボンのパパがハジメちゃんに借りた病気や怪我を治す本を持って走ってたら、料理の本を持ってるおまわりさん(もちろん、あのピストルを打ちまくる目のつながったおまわりさん)とぶつかり、その拍子で2人の持ってた本が入れ替わった。
バカボンのパパはその本で病気(奥さんの同情を買うための仮病やったけど)を治し方を読むけど、トンカツを作るページを読んでたから、奥さんは旦那さんをビール瓶で叩いたり、塩コショウを降ったり、パン粉をまぶされたりして、最終的には油で揚げられた。
一方、おまわりさんは豚肉にガーゼを当て、赤チンキをたらしていた。
傷害では、お笑い芸人にとび蹴りをくらわせまくって病院送りにした事もあった。
ピストルを打ちまくってるあのおまわりさんでさえ人を殺してないのに、バカボンのパパはこんなに人を殺したり重傷を負わせたりしている。
恐ろしいけど「これでいいのだ」なのでしょう・・・。
季節がらウナギイヌを見たらウナギを食べたくなった。
ウナギイヌを執拗に追うおまわりさんの気持ちが分からないでもないです。

