成人式とは何か。
日本ではどういう認識であろうか。さあ成人になるから酒タバコすべておっけー☆などという認識だろうか。あるいは長く会えていなかった友人としばしの歓談をもつセレモニーなのであろうか。はたまた、スーツと振袖+首回りの白いもはもはしたものを身につけるコスプレ大会のようなものか。いやいや、成人として新たに決意をもって生きて行くための大事な区切りの意味をもつ日なのだろうか。
私はどれも違うと思う。
私は、成人式は「"社会"が、その個人を成人と認める日」であると思う。
言い換えれば、「お前をたった今この瞬間から社会の歯車と認めると同時に、お前個人の自律を信頼し自由を与える」という意味である。
20になれば、酒、タバコなど自由が増える。それと同時に失うものもある。それは何か。
社会の保護である。
19までは、まだ社会の保護観察下にあると言っていい。飲酒も、喫煙も、その個人を守るために制限が存在するのであって、20を過ぎれば酒を飲んで急性アルコール中毒で死んでしまおうが、タバコを吸って肺がんになって死のうが、社会は一切責任をとりはしない。ここでいう社会とはその個人が属する集団の事も勿論指している。
したがって。
成人になった、だから自由だ、だから自分が楽しいから暴れる、というのは全く荒唐無稽であって間違っている、と思うのである。
と、いうことはまず成人してから言えということ。である。若輩者がいうべきことではない、ということである。