銃の進化
銃を大きく分けて「裸の銃」と「管理された銃」に分ける。
「裸の銃」は今まで通りの銃。セーフティを解除すれば撃てる。
これを使えるのは軍や警察などの法執行機関、また厳しい審査を通過した者。
そして「管理された銃」。これは民間に出回る銃。主に三段階の制御によって使用が許可される。
「場」
場所によって使えたり使えなかったりする。例えば「自分の家の敷地内」「射撃場」では撃てるが、その他の場所ではロックがかかって撃てない。
「生体認証」
「場」の条件をクリアしてもその銃に登録された人間でないと撃てない。
これらの認証装置を外して「裸の銃」に改造することはもちろん違法だが、これからもっと悪いことをしようとしてる人間がそんなこと気にしない。なので「管理された銃」は常にオンラインでネットにつながっていて、常時「点呼」を取られるような形にする。
問題点
ダサくなる
もし認証装置を小型化して内部に組み込めないなら外部に取り付けることになり、美観を損なう(フラッシュライトをレール部分に取り付けるみたいにすればあるいは)。
めんどくさい
充電が必要かつ義務になってくるので、精神的にも負担になりそう。
(半永久的に切れない電池とか開発されないだろうか、それはそれで悪用できそうだが)
システムの安定性
今でも様々なオンラインサービスで障害とか出てるのに、極めて安定させることなどできるのだろうか?
値段が高くなる
今までなかったものが追加されるわけだから当然。さらにシステムの管理費なども上乗せされる。
冤罪が容易に作れる
誰かの家に忍び込んでクローゼットにでも裸の銃を隠して匿名で通報する。
(いや容易でもないか。でも一応そういうこともできる)
またうっかり所持してるのを忘れてた銃がガレージの奥から見つかっても罪になってしまう。
そもそも装置を取り付けるのが困難なタイプの銃がある
(骨董品レベルの銃など)
偽物が有効
素人が咄嗟に偽物と本物を見分けることは困難。偽物の銃も脅しの道具としては有効で、例えばそれを使った強盗事件が以前なら制限なく銃を携帯できた場所で起こったら?このシステムのデメリットも事前に全て洗い出さなければならない。
いずれにせよアイデア自体は突拍子もないものではない。
このような制御が物語の中で描写されているのを見たことがある人もいるだろう。
(特に生体認証なんかは)
大事なのはアイデアじゃなくて、それをやるかやらないか。
火星に移住するのだってそれ自体は誰でも思いつくようなものだ。
ただ誰もやろうとしなかった。
あるいはいつか誰かがやるだろうと思ってた(NASAとかが)。
そしてそれを実行しようとする人間や組織が出てきた。
そういう実行力が世界を変えるのだろう。
ところで自分は銃規制すべきとかしないべきとか思わない。
それを決めるのはそこに住んでる人たちだ。
だいたい規制ってつまんないのよ。規制、制限、禁止...
肉ダメエロダメ暴力表現ダメ....そういう締め付けは結局誰かの利益だったりする。
家畜じゃないんだからさ、ましてオスだし。
銃は相棒であるべきだと思う。
「愛用の道具」ってのは結局そういうもんでしょう。
侍にとっての刀、ギタリストにとってのギターのように。
人を殺せる物に魅力を感じるのはおかしいみたいな理屈はよくわからないな。
頭で考え過ぎてね?もっと本能に訴えかけてくるものだと思うのだが。
物語中でもさぁ、「本当は見たくもないけど必要だから使ってる」みたいなの、ああいうのあんま好きじゃない。そういう暴力描写も作品の魅力に一役買ってるのに。なんか不自然なまでに理性的っつーか...
兵士や警官の人はそれに命を預けてるわけで、それに愛着を持つのはいいことだろう。そしてそれは社会的に許可されてるからじゃなくて、子供がおもちゃのロボットに魅力を感じるように本能的なものだ。
世界はSF的になっていく
19世紀初頭に生きた人間は、その末期の世界の様相を想像できなかっただろう(できてたらすごい)。それは20世紀も同じく。そして21世紀、その末期には、いやそれより早くSF映画のような世界が実現しそうじゃないですか?だから希望はあると思う。

