術前抗がん剤2回目、やっぱりきた。吐き気が。カーテンをしめて、じっと我慢してたけど、船酔いのような感覚。腕に点滴をさしたまま、自分でトイレにも行かねばならず、近い距離ではあるものの、それはそれはかなりの苦痛だった。とにかく、寝てしまいたい。夕方に点滴がおわるまで、ずっと寝ていることができたらいいのに。

 お昼が地獄。なんともいえない、給食の匂いが部屋に充満して、もう、耐えられない。看護師さんに言って、とにかく自分のお昼はすぐにさげてもらい、ふとんにもぐって我慢していた。匂いにもかなり敏感になっている。

 ちなみに、点滴の準備のとき、もうすでに、点滴の匂いがして、すでに吐き気がする。パブロフの犬のように。そして、点滴をいれるやいなや、もう、吐き気がするのは、たぶん精神的なもの。