きちんと日記を書く時間をとることができた。色々なことが重なったので、ようやく落ち着いた気分だ。
さて、ところで早速だが、このブログのタイトルでもある「椿姫」を読み終えた。
あっさりとは一度読んでいるのだが、しっかりと読んだのは今回がはじめてだ。
マルグリットは賢く、やさしい女だったのだなあと思うのと同時に、デュマ・フィスの挑戦的な様(文章内における彼の語り口からそう感じた)に好感を持った。
時代が時代であったのだろうが、しかし、この作品はたしかに後世に残るだけのものだと思う。
悲劇的であるが美しく、哀しくはあるが強くなれる。
男の弱さが際立つというか、人間の『自分の都合を優先する』部分を、しっかりと描き出しているゆえに、誤魔化さずに読みきり、感想を得ることができた。
マルグリットやアルマンのように翻弄されることは、私のような平民、そしてこの時代には有り得ないことだろう。
しかしもしもこのような事態に陥ってしまった場合どうすべきか、何を考えればよいか、胸に響いた。