いい加減に疲れてきて腰を下ろした途端に、
躍起になって追い回していたモルフォ蝶が
舞い戻ってきて嘲り笑うように鼻先をひらひらと飛び回る。
まるで追いかけてくれないと困るかのように。
いつまでもサナギの中身が定まらずに
ドロドロとしているというのが症状ですか?
もう飽きたよ、と言えるかどうかのゲームだとしたら、
そう言わせないように,わんこそばか何かのように投げ込まれてくるゲームだとしたら。
タイミング良く、思い切り良くノーサンキューと言えるか。
無条件に受け入れてくれるあの街へ。
何の属性も持たないまま過ごしていられるその場所へ。
理由もわからないままに安寧が存在するこの空間で。