人狼系ゲーム

 

温めているゲームとして、いわゆる人狼系ゲームというものがある。

 

犯人隠匿系ゲームともいわれるこの手のゲームは大人気の「人狼ゲーム」をモチーフにしたものとして、かなりの数が世に出ている。

 

そもそも人狼ゲームとは、議論を中心に、人狼と思える人間を処刑、追放するゲームであるが、

 

このゲームの難しさはディベートであり、それゆえに、その場にいる人間の技量が大きく差がついてしまう。

 

また雰囲気だけで、犯人、人狼扱いされることもしばしば。

 

さらに意地悪なところでは、気に入らないプレイヤーを早々と陥れようと、勝ち負け関係なく追放するところもある。

 

これは常連が多い場合によくみられる傾向で、常連らが組んで、気に入らない一見さんを除外しようと思えばいつでもできてしまう。

 

常連の手慣れたメンバーが多いと、初心者排除の現実はいまだに根強い問題であり、ゲームルームでもトラブルのもとになるため、人狼ゲームの扱いは難しい。

 

人狼は公平なゲームができなくなる可能性があり、非常に難しいゲームなのである。

 

一方で、カードゲームとして一定のランダム性やルールによって公平にゲームを体験することが担保されるため、人狼ゲームより好きという人は少なくない。

 

なにより途中退場してしまう人狼より、最後までゲームに参加できるのもメリットと言える。

 

 

アヴァロンというカードゲームを隠匿系ゲームとしては優秀なゲームであり、

 

 

 

議論の面白さもちゃんとあり、しかも最後までプレイヤーは脱落することなく楽しめるため、慣れていない人もゲームに慣れることができる。個人的にはおすすめしたい。