春に向けて。

 

ゲームマーケットの情報がちらほらと発表され、いよいよ春本番と感じる今日この頃。

 

と同時に値上げの季節でもある。

 

いまだに物価高のスピードは落ちている感覚はなく、

 

それゆえに材料、製作費に頭を悩ますメーカーは本当に大変だと思う。

 

感覚でいえば、通常の3,4年前に比べると3割~5割ぐらい上がっているものもあり、

 

ボードゲーム界隈では小物製作、紙代が2割近く上がっているところもある。

 

これが小ロット(少なく製作)するところだと、余計高い。それゆえに中小メーカー、同人サークルは一層苦しい。

 

去年の冬に紙の値段が値上げされたが、今年の4月もさらに値上げする予定らしく、

 

一層、モノづくりへのハードルが高くなってしまう

 

それゆえにマンガなら電子コミックにはしる人が増えるのは分かる。

 

ただ、ボードゲームはさすがに違う。ただゲームを楽しむのでなく、「アナログゲームを楽しみたい」というものであり、

 

必然とモノを作らざる得ない。よって、値段も値上げせざるえない。

 

趣味予算というものがあり、それが世代によって違うが若年層の方が減少傾向にあるという。

 

時間とお金をかける趣味の取り合いの中、ボードゲームをおいそれと買い控えしてしまうと業界的には春どころか冬が続いてしまう。