一味ほしい。
よく料理で「あと一味欲しい」という時がある。
悪くないけど、あと一つ欲しいとき。
それは「個人の好み」という不確定要素によって悩まされるものでもある。
味の感覚は、その人の生活、歴史、環境によって変わっていく。
同時にゲームの面白さのツボも当然人によって違う。
商業ゲームにおいてはそのツボが最大数拾えるものが理想と考えるだろう。
ここで難しいのは、「作りたい」という願望が強い趣味のゲームであった場合は、
作者個人の好みを優先して作ることができる。
ただ、それによって受け入れられるかどうかの不安も抱えることになる。
まったく人に見向きされなければ、ゲームを遊んでもらえない。
好みというのは本当に厄介なものと感じてしまう。
