好みの問題。

 

こういうゲームを作りたいという大まかなイメージは誰でも思いつく。

 

ただ、それを実際に形作るときに、添削作業というか、無駄な部分として削ぎ落とす作業が必ず必要になってくる。

 

その際に何を無駄とするかが、ゲームを作る人間の好みによる。

 

その好みこそが作家性であり、それが好き嫌いがつくつかないかはある程度は運である。

 

マーケティングで世間の嗜好などを参考にするやり方はあるが、それは膨大なユーザーの中から情報として抽出できるか、あとはそれだけの人がいるかによる。

 

カードゲーム、アナログゲーム界隈はコンシューマーやネトゲーに比べると規模は小さい。かつニッチであるゆえにそれを捉え切るのは容易ではない。

 

なにより自分が作りたいものを作るを軸にしている以上はある程度自分の嗜好に合わない人がいるのも覚悟の上と考えて作って行った方がいいかもしれない。