1. はじめに:毎月のExcel結合、手作業で対応してる??
社内クリエイターとして活動する中で、私が一番「なんとかならないの?」と頭を抱えていたのが、月初のデータ更新作業でした。
毎月1日になると、各部署の担当者からメールや共有フォルダに続々とデータが届きます。 「4月度売上確定分.xlsx」 「5月売上修正.xlsx」 「202506_売上実績.xlsx」
……そう、ファイル名もバラバラ、送られてくるタイミングもバラバラ。
これまでの私は、新しいファイルが届くたびにTableau Prepを開き、重たいファイルをフローにドラッグ&ドロップして、「ユニオン」のステップに慎重に繋ぎ直していました![]()
「これ、来月もやるんだよね……。もしファイルが100個になったら、私は100回ドラッグし続けるの?
」
そんな絶望に近い気持ちで作業していた私に、ある日救世主が現れました。それが、今回ご紹介する「ワイルドカード結合」です![]()
これを知ってからの私のルーティンは激変しました。
今では、届いたファイルを指定のフォルダにポイっと放り込むだけ。
Prepを開いた時には、すでに来月分のデータまで自動的に積み上がっている。
そんな魔法のような仕組みが作れるようになったのです。
今回は、私を月初の「単純作業の連鎖」から救ってくれた、この神機能の設定方法を詳しくお伝えします!
2. ワイルドカード結合って何?
■手作業ユニオンとの違い
手作業ユニオン:一つずつファイルを選択。
ワイルドカード結合:フォルダを指定し、あとはprepにお任せするだけ
【図解ポイント1:フォルダとファイルのイメージ】
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「■2024売上」というフォルダの中に、「1月売上.xlsx」「2月売上.xlsx」…とファイルが複数入っています。
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そこから一本の線(Prepが自動で吸い上げる)で、一つの大きな売上にまとまるイメージです。

3. なぜワイルドカード結合が「神機能」なのか?社内クリエイターの視点
① 毎月の手作業から完全解放!
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「もう〇月売上を繋ぐためにPrepを開かなくていいんだ!」という感動。
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作業時間の大幅削減

② 新しいデータへの対応が楽々!
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新しい月のファイルがフォルダに追加されたら、Prepを実行するだけで自動更新されます。
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データの追加漏れリスクの低減

③ フォーマットがバラバラでも大丈夫!
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ファイル名が異なっていても、共通のパターン(例:「売上_」や「月」)を指定すればOKです。(※ただし、ファイルの「列構成」は同じである必要はある、と補足。)
4. 【実践】Prepでワイルドカード結合をやってみよう!3ステップ解説
ステップ1:入力ステップを追加(まずは1ファイル)
Prepを起動し、まずは対象フォルダにあるどれか1つのファイルを読み込みます。
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今回は上のキャプチャと同様、「2024年売上」の【1月売上】を読み込みます。
【図解ポイント2:入力ステップとデータプレビュー】
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Prepの左側の「フロー」ペインに、ファイルが読み込まれた入力ステップが見える画面。
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右下の「データプレビュー」ペインで、その1ファイル分のデータが見えていることを示す。
ステップ2:ワイルドカード結合の設定を開く
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入力ステップの「テーブル」をクリックして、ソースの「複数のテーブルを結合」を選択します。
ステップ3:検索条件を設定する
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ソースの[次の場所で検索] で、対象のファイルが入っているフォルダを指定。
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⇒今回は【■2024年売上】というフォルダを選択。
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ファイルフィルターの[検索ファイル名] に、共通のキーワード*売上.xlsxを入力。
「.xlsx」はExcelファイル全部、「売上.xlsx」は「売上」Excelファイル全部という意味です!
また売上の前に*を付けることで売り上げのの前に何か記入されていても、ファイルの名前に「売上.xlsx」が入っていたら全部持ってきて!という指示になります![]()
すると、Prepが自動で同じフォルダ内の合致するファイルをリストアップしてくれる!
ステップ4:結果を確認
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Prepのフローに戻り、入力ステップをクリック。データプレビューで、すべてのファイルが結合された状態になっているか確認しましょう!
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2024年1月〜3月分のデータが、縦に積み重なって表示されています

5. まとめ:データ準備の時間を「分析」の時間に変えよう!
今回解説をしてきたように、ワイルドカード結合は、データ準備作業を次のレベルに引き上げる強力な機能です。
毎月のルーティン作業から解放され、本当にやりたかった「分析」に時間をかけられるようになります![]()
ぜひ、あなたの職場の「毎月のExcel結合」をPrepで自動化してみてください!



