自分磨きとは？

フォトコラム

ネイルや美容院を自分磨きの一環ととらえている“女子”が

わりといることに驚く。

ひとそれぞれ、磨くところがさまざまであるように、

それはそれで良いと思うんだけれど、

ネイルも美容院もお金さえだせば

努力しなくても行けてしまうもの。

自分でネイルアートに挑戦してみた、とか、

ヘアアレンジ工夫してみた、とかは別として、

ネイルサロンや美容院に行くってだけで、

自分を磨いたつもりになっていてはだめだなあと思う。

かくいうわたしも、ネイルサロン、美容院によう行く。

なんでかというと、旅のため！

結局私はそこにつながるんです。笑

きっかけは、ひとりたび。

旅先でシャッターを押してくれる人が身近にいない。

でも風景写真ばっかりもなんだかなあ。

ということで、

自分のネイルをいれて写真を撮るようになりました。

去年くらいから特に、旅に行く機会が増え、

その分ネイルをする機会も増えました。

すると、そんなわたしを見て、

「女子力高い～！」と言う“女子”が。

そう言われると、正直悪い気がしないし、

なんか“女子力”とやらがアップしたような気になる。

が、“女子力”ってなんやねん？笑

わたしがネイルをしている目的は、旅。

身に着けたいのは“女子力”よりも“旅力”。

根本を忘れないようにしなくては。

「可愛い子には旅をさせよ」ということわざを調べてみた。

注釈として

「昔は現代のように交通機関が発達していなかったので、

旅は辛く厳しいものであったことから」

とあった。

「自分探しの旅」という言葉があるように、

旅を自分磨きと捉えている人も多い。

その場合の旅っていうのは、どういうものなのか、

それを考えたうえで自分探しをしないと

意味がないのではないかとわたしは考えた。

陸の便だけでなく、空の便もどんどん便利になっていく。

移動に対するハードルが下がる分、

旅はしやすくなるけれど、

その分、自分を磨けるチャンスは減ってしまうのかもしれない。

旅猿ＦＡＮブログ「注：職業は一般的な会社員です。」