宝くじが当たったら/講談社

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この本、とても重い。

どう重いって、もう生きるのがつらくなるくらい重いしょぼん

もっと、表紙のデザインから想像していた感じだと、おちゃらけた軽いノリだと思っていた。

何度も途中で読むの止めようかと思ったかわからない。

なんとか最後まで読めたのは正直、怖いもの見たさだろう。


『お金』を持つことで自分がどう変わり、そして周りがどう変わるかということが、微妙なニュアンスをもって表現されている。

それが、あまりにもリアルすぎて顔を背けたくなるのだ。

宝くじの高額当選者だけではなく、投資関連で思いがけないお金を手にした人などに是非読んでもらいたい一冊。

高額当選者が、その後あまり幸せとは言えないような人生を歩んだという話がリアルに感じられるだろうお金



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リーダーはじめてものがたり/幻冬舎
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こちらの小説、ポップな表紙から想像するに子供向けっぽい感じがした。


内容を読んでみても、やはりマンガ的な印象だ。



ただし、コーチングスキルのビジネス書という視点で見るならば、すばらしい内容だ。


『もしドラ~』的な本がたくさん世の中には存在するが、その中でも優秀な一作に間違いない。


少年野球の監督であり、起業家でもある「おっさん」と呼ばれる女性のメンターに、その都度教えを請いながら、成長する企業リーダーの物語なのだが、そんじょそこらのビジネス書では太刀打ちできない。


部下を持つものなら誰しも悩み苦しむことを、順を追って的確なアドバイスがなされているのだが、それがとても心地よく、今すぐにでも職場で実践してみたくなる。


まさにこの手の小説の良いところだが、物語をとおして学ぶことで、より理解しやすく、『こころ』の部分が素直に伝わっていると感じた。


部下育成に悩む、リーダーには是非手に取っていただきたい一冊だ。



極楽カンパニー/幻冬舎
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1998年の発行と結構古い本だが、友人に薦められて読んでみた。


ここ最近のお気に入りの作家さんなので、期待して読んだのだが・・・



やっぱり期待を裏切らない抜群の出来だった!



話は、定年退職を向かえ、日々を謳歌しようと楽しみにしていたものの、実際に仕事のない生活に、何か充実感を味わえないで、悶々と暮らす、おっさんたちの物語なのだが、1つの出会いをきっかけに、面白おかしい話に展開していく。


かつて日本の企業戦士と呼ばれ、この国を牽引してきた、おっさんたちにとって、やはり仕事は何よりの趣味であり、楽しみであったんだと、思い知らされるストーリーになっている。


現在、長く続いた不況の世の中では、頑張っても頑張っても成果が上がらず、逆にどんどん悪化していくような、つまらない体験をさせられている今の企業戦士たちに、仕事を楽しむような余裕があるだろうか?


身を粉にして、リストラの穴を埋めるべく、サービス残業をしても、明日はわが身と将来に期待を持てないような時代だ。


そんな時代とは違い、いろいろなことがあったにせよGDPが右肩上がりに成長していたのだから、最終的にはバブルへ向かって楽しい思いも出来た。


毎年、少ないながらも給料も右肩上がりの終身雇用制度が生きていたのだ。


そんな会社という枠組みに心地よさを感じずにはいられないのだろう。



おっさんたちが集まって設立した『株式会社ごっこ』はそんなおっさんたちの夢を再現してくれるすばらしい組織になっていくのだが・・・・




ここからはクライマックスになるので書けないが、最後にはこの不況の申し子のような若者によって、その夢はぶち壊されてしまう。



なんという因果なのだ。



是非、定年退職した壮年のおっさんにも、現役で苦しんでる青年もどきのおっさんにも、読んでもらいたい。


ある意味日々の生活に違った光が差すかもしれない物語なのだ。








夢を売る男/太田出版
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「探偵ナイトスクープ」の放送作家ということで有名な、百田さんの作品だ。


近頃、キャラクターが面白くテレビでもよく見かけるようになった。


「探偵ナイトスクープ」を見て育ったモノとしてはどうしても興味がわいてしまい、なんとなく手に取ったのだが、これがどうして、立派な経済小説だった。


誰かが、これから小説のほとんどが経済小説になるといっていたが、まさにこの本を読んで納得した。


経済小説といえば金融業界を題材にしたものが多いが、今は、ありとあらゆる業界を舞台として書かれた作品も、その描写が細かく、実態をうかがい知れるものが多い。


作者の多様性が原因だろうか?


最近はセルフブランディングなどといって、素人が本を出すのが流行っているようだが、まさにそういった華やかな部分の影の部分をうまく、物語にしている。


これから、商業出版を目指すなら、是非読んでおきたい一冊だ。