今回は銅鐸について書きます。弥生時代のお宝である銅鐸は日本にわずか500点程度しか出土しておらず、その中でも状態の良いものは数が少ない。そもそも銅鐸は朝鮮半島の鈴が起源とされ、日本に来てから徐々に巨大化し、完全に固有のものと化した。大きすぎてぶらさけて叩くということはできなくなり、銅鐸そのものが信仰の対象になったと言われているが、詳しいことは全く分かっていない。
東京国立博物館
圧倒的な量の銅鐸を有する東京国立博物館の目玉の一つは香川で出土した国宝の袈裟襷文銅鐸。よく見ると人や動物が描かれていて、弥生時代の文化を感じさせる貴重な資料。神戸の桜ヶ丘遺跡からも似たものが出土している。
大量に出土したことで有名な野洲の巨大な銅鐸。これを大量に造って土に埋めたというのだが、どんな儀式が行われたのか興味深い。
埼玉県立歴史と民族の博物館
伊賀の銅鐸らしいがこれもでかい。
野洲市歴史民族博物館(大岩山)
残念ながらこの博物館は撮影禁止で展示室の外にあったレプリカの写真。銅鐸メインの博物館ということもあって、銅鐸の歴史をよく学べた。
神戸市立博物館(桜ヶ丘遺跡)
ここは本当にすごい。桜ヶ丘遺跡で見つかった大量の銅鐸は国宝指定されていて、一挙に見ることができる。描かれた弥生時代の模様をひとつひとつ丁寧に見れる幸せ。
島根県立古代出雲歴史博物館(荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡)
国宝銅鐸と言えばこちらも欠かすことはできない。出雲の古代信仰に夢を膨らませて銅鐸を見る。
九州国立博物館
九州の銅鐸もなかなか。日本の青銅器文化は九州から始まりましたからね。
弥生時代の祭事の道具は銅鐸以外はほとんど出土していない。日本書紀や古事記の神話の時代が弥生時代に相当すると思われ、いつか銅鐸と日本神話の関係を解き明かしたいのだ。







