最近マーブリングを研究している、きょこりんです。
マーブリングとは紙とか物にマーブル模様の絵をつける技法で、
中東あたりが発祥らしく、西に伝わってトルコではエブルと言う名で発展し、
東に伝わって日本では墨流しという技法に発展しました。
まぁ詳しくはググればいくらでも解説が出てきます
。
で、なんで研究しているのかといえば、
ワークショップのネタにしようと考えているからなんですよね。
会社の建材を活用しての体験教室を昨年から不定期開催しているんですが、
建材で作った吸水コースターにマーブリングで絵付しようと考えているわけです。
・・・しかしこれがまぁ難しい
。
いや絵付自体はできるんですよ。
しかし乾かしても水をつけて擦ると色が取れてしまう
。
アクリル絵の具は定着すると色落ちしないんじゃないんかーいっ。
マーブリングは大きく分けると2つのやり方があって、
下の水溶液を粘度がある物にするパターンと、水だけを使うパターン。
粘度があるマーブリングをマドラーと呼んでるメーカーもありますが、
まぁそれはさておき・・・。
粘度がある水溶液は洗濯糊を使う人が多いですが、
ドロドロした物であればなんでもいいので、
他に片栗粉を使う人やシェービングクリームを使う人、
美術の世界で使ういろんな液体を使う人もいます。
トルコの本場では牛の胆汁を使うのが伝統だそうです。
手に入るもので大概やってみたのですが、
粘度ある水溶液での絵付はうまくいくものの、
その後の処理がどうにもうまく行かない。
【粘度ある水溶液のパターンの失敗例】
1、絵付をした後、そのまま乾かそうとしたら
いつまで経っても糊が乾かず。
乾いたとしても水がついたら糊のベトベトが復活する。
2、絵付をした後、水で軽く洗い流すと糊がある程度はのくが、
絵付の色も薄くなったり剥がれたりしてしまう箇所が出る。
推測だが、吸水コースターは水は吸うが、糊液は粘度が高くて吸収されず、
コースターの上に膜を張ってしまうため、水で流すと一緒に絵も流れてしまう。
また吸水コースター自体がツルツルしているので、絵の定着が若干悪い。
では水のマーブリングはどうなのか、これも実験した。
【水のマーブリングの失敗例】
1、マーブリングの絵付自体はぼんやりとした流水系になる。
つまり絵の出来上がりが物足りない。
2、乾燥は早いが、完全乾燥した後でも水をつけて擦ると色が落ちる。
つまりアクリル絵の具が定着していない。
失敗リスクを考えると、現状は水でのマーブリングの方が良い。
ただアクリル絵の具が定着しない問題はどちらにしろある。
そうなるとなんらかのシーラーを下地に塗るか、
絵の上に定着する上塗りを塗るか、という二択になってくる。
(ちなみにアクリル絵の具以外の顔料で定着するかも
色々やってみたが失敗したのは端折る。)
正直、下塗りも上塗りも気乗りしないんだよね。
だって吸水コースターのミクロの吸水穴を埋めそうなんだもん。
化粧で言えば、下地で毛穴を潰して平らにして色を定着させるか、
化粧の上にパフで粉乗せて崩れを防止するか…ってことでしょ?
色落ち問題だけで言えばニス系を上に塗れば解決できるけど、
その場合は吸水力がなくなってしまう可能性が高い。
下地にジェッソ系を塗れば色が綺麗に定着する可能性は高いけど、
やはりこれも吸水力がなくなるし、
原材料の調湿建材を使ったコースターの意味合いがなくなってしまう。
うーんうーんうーん
。
ということで煮詰まっています。
とりあえず水で薄められるニスをAmazonで調達中。
ニッカーから出ているシーラーも買ってみたかったんだけど、
メーカー直以外だとAmazonも楽天も見当たらない。
成分表記でもあれば似たもので試せるんだけどなぁ
。
水でやるマーブリングはこちら↓のアクリル絵の具液がおすすめ。
糊の水溶液でやるならこちら↓がおすすめ。
糊も色々と試したんだよね。市販の洗濯糊とか。
で、一番うまくいったのはやはり専用のこれ↓。
ただし糊と水の比率は1:1だとうまくいかなかったので、試行錯誤必須。
アクリル絵の具液は専用液でなくても市販のものでも使えるけど、
アクリル絵の具を水で溶かす時、界面活性剤系の何かを混ぜたほうがいいらしい。
その辺りの思考時間がめんどくさかったので、専用液で端折りました。
化学的に追求してみようか?と開発担当者が言ってくれたんだけど、
これは単なる私の趣味なので(笑)。
ものすごく激務な開発担当者の手を煩わせるなんて恐れ多い
。
しかしうちの開発した建材に絵を描くというのは面白いネタなんで、
色々と試行錯誤してみます。いつか何かの役に立つかもしれないし
。
お遊びのようなワークショップですが、開発には時間がかかっています。
うまくできたらGW頃にワークショップネタを披露しようっと。
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