ラマダンは「コーラン（イスラム教の聖典）の啓示を記念する行事で「日の出から日没までの断食」です。
この間は食べ物のみならず水も飲まないので、夜明け前,深夜2時頃に“スフール（Suhur）”と呼ばれるボリュームのある食事を摂ります。

２０２４年は３月１１日頃から４月１２日までの３０日でした。

その間、仕事の労働時間は短縮され、学校は午前中だけになります。

ラマダン直前、スーパーへい行ったとき、ラマダン用のデコレーションやカードなどが日本の正月を祝うときみたいに沢山売られていました。

また、ネオンなどの飾りも建物にされていましたよ。

カタールではマダンが始まってから14日目の夜、子供たちはラマダンの半ばを過ぎたことを祝うガランガオという行事が行われます。

通常、子供たちは伝統的な衣装を着てお土産袋を持ち、近所を練り歩きながら特定の「ガランガオ」の歌を歌います。

隣人からハロウィンのようにナッツ、チョコレート、キャンディーなどお菓子をたくさんもらうのです。

ガランガオの歌　カタールTV

そして、ラマダンの最後の10日間、熱心な祈りがささげられた後、祝賀のパーティが盛大に行われます。（UNHCRホームページより）

私たちがアブダビから帰国した日はすでにラマダンに入っていたので、日中外食する場所は限られ、ホテルのレストランでランチを頂きました。

現地ガイドは日中は食べられないので、私たちの食べ物を見ないようにして、レストランの端のほうで仕事をしていました。

なんだか、断食なんて言うと修行の日々かと思ったら、昼は食べられないけれど、夜にむちゃ食いするので結構楽しそうでしたね。

こうしてアラビアンクルーズの旅行は終わりました。

やれやれ

最後に帰国した際搭乗した「エディハド航空　ボーディング　ミュージック」を貼りますね。

12.ラマダンのUAEから帰国する