パドヴァでの仕事が終わったのが木曜日。
金曜日にレンタカーを借りて、
Palmanovaという
城壁の町へ日帰り旅行をしました。
そして、土曜日にパドヴァを発って
バッサーノデルグラッパという
グラッパ発祥の町に向かいました。
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運転を始めてすぐに、父が、
眩暈がするといい始めました。
車を路肩に止め、様子をみました。
しびれとかではなく、眩暈。
呂律も回っていました。
とりあえず、血圧を測らせると
なんと177。
慌てて薬を飲ませました。
1時間たってようやく160。
薬を追加して、さらに1時間様子を見て、
なんとか140台に落ち着きました。
怖かった。
脳の問題だったらどうしようと思いました。
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車を止めた場所が軍管轄の敷地でした。
父の様子を見ている間に、
軍人がやってきて
ここに車を停めないでと
注意されましたが、
事情を話すと、
2メートルくらい離れたところなら
駐車しても良いよと
言ってくれました。
そして、
この扉の向こう側にオフィスがあるから、
救急車が必要ならいつでも扉を叩いてね。
と言ってくれました。
父の容態がすごく不安でしたが、
いざとなったら助けてくれる人がいる
ことに安心できました。
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血圧が140に下がり、
眩暈もだいぶ収まったというので、
近くの駐車場まで車を移動させました。
これ以上、車で旅行を続けることは
不可能と判断し、
2泊分のホテルをキャンセルし、
駐車場の近くのホテルを借りました。
ローマにもどる列車は2日後。
2日間はホテルからはほとんど出ず、
ただただ休憩をしました。
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本当に怖かったです。
イタリアの医療システムが分からず、
どうしたらいいか分かりませんでした。
意識がなければ、救急車一択。
でも、
意識はある、
呂律も回っている、
表情筋も左右対称に動かせる、
ローマの救急病院で8時間待たされた、
そんな理由から
父を病院に連れていくことを躊躇いました。
父に、
もし日本で同じことが起きていたら
どうする?
と聞くと、
まずは、かかりつけ医のところに行くといっていました。
でも、ここはイタリア。
すぐに病院に連れて行ってあげることができなくて、
父が一番不安だったと思います。
頼れない娘で情けなかったです。
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薬を飲んでからは血圧は140以下に
落ち着きました。
健康状態も良好。
5日間ローマに滞在した後に、
日本へと発ちます。
日本に帰ったら
病院に行くそうです。
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年を取るにつれ、
健康の問題が増えていくと考えると
海外旅行をあと何年続けられるだろうか
と悩みます。
今後、父の運転での旅行は難しくなるかな。
私が運転できればいいのだけれど、
かれこれ8年くらい運転していません。
いざという時のために、
練習しないとな。