筆者は４月に祖母の三回忌で実家の愛媛に帰省しました。その際、父と「山（父名義）の木を使って何かできるんじゃないか？」と話し、近いうちに再度帰省し、「何か」をやってみることにしました。

最初は、実家の裏にある山から木を伐り、薪を作ることでした。薪の相場は針葉樹3kgで300円から600円、広葉樹7kgで500円から800円とのこと。やってみる価値はあるのではないかと考えました。

しかし父から、「たまにニュースで、林業従事者が倒れた木に巻き込まれて死傷しているだろう。素人の自分たちがやってみたら危険ではないか？」と指摘されました。

・・・たしかに・・・

そこで、田舎ならどこでも手に入る竹を使い、竹炭を作ることにしました。竹炭は、吸湿、脱臭及び水質浄化等生活補助機能もあるとのことでした。危険も少なく、材料の調達も簡単なので挑戦してみることにしました。

６月下旬、筆者は再び愛媛に帰省しました。父が事前にペール缶と竹を用意してくれたので、まずは30cm程度で輪切りにし、鉈で割ります。

節の取り方が雑ですが、素人作業なので多目に見てください。次にできるだけ隙間がないようにペール缶に詰めました。

初めての作業としては上出来だと思います。

次に窯を作ります。用意するのはC型金物、ブロック、レンガです。

C型金物は空気取入口として使います。準備ができたら竹を焼いてゆきます。

相変わらず私物の「Hero 9 black」が活躍します。

燃やしすぎて灰にしてしまうのを恐れ、火を消すのが早すぎました。実際に炭になったのは、全体の２割に届かなかったと思います。

しかし、作り方の方向性は間違っていないと思います。父も一定の満足を口にしていました。

今回一番の収穫は、竹炭製作のノウハウだと考えています。人を集め、皆で議論しながら挑戦することは学びになると考えます。また挑戦しようと思います。

竹炭作りに挑戦しよう