「臼杵まなび旅」では、商店主も「ほんまもん観光人」にラインナップされている。
臼杵市中央通り商店街振興組合の副理事長も務めていらっしゃるメガネの豊福の山中健一さんを訪ねた。丸眼鏡を豊富に揃えていることで知られていて、海外からも買いに来る人がいると聞いて驚いた。お客様の割合でいうと、臼杵市外の人が約半分、大分県外の人がだいたい14%らしい。しかも、来店は完全予約制だという。どういうことだろうか?
お客様ひとりの接客時間は2時間。
視力だけでなく、目と目の距離、耳の形、頭の大きさなどサイズを図り、お客様に合った眼鏡にカスタマイズしてくれるとのこと。だから、2時間かかるという訳だ。
なるほど、腑に落ちた。
こうした山中さん独自の商いには経歴が大きく関係していて、眼鏡の専門学校を卒業後、眼鏡メーカーや眼鏡屋でなく、眼科医に就職したという。視力の検査技師などを経て、大分に帰郷。しばらくは大分県立病院に非常勤で勤めていた。
小売業というよりも、医療的なアプローチで、当然のことながらお客様一人ひとりのカルテもある。
さらに、これまで一度も折込チラシを印刷したことがないという。ホームページでのPRのみ。
数ある丸眼鏡の陳列の中から、有名人のモデルを紹介しよう。
ジョン・レノンのアニバーサリーモデル うっ、欲しい…
南海キャンディーズやまちゃんのメガネ
あんまり書くと、来店時の楽しみを奪ってしまうので、この辺で・・・
でわ!