昨年度、コロナ禍で農泊修学旅行を実践してきた地域の対応は大きく3つに分かれた。
①全てお断り
②不安の中恐る恐る受け入れ
③完全な対策を講じて受け入れ
国や県、関係団体が発行するガイドラインに違和感を感じながらも、地域の事情に合わせて③を推進する徳島と沖縄は大変参考になった。
大分県でも独自のガイドラインが必要であると考え、研修事業を受託していた豊後高田市で先駆的に手掛けさせていただいたのである。
ガイドラインは、「農泊用」と「集団体験プログラム用」を策定した。公式サイトから資料をダウンロードできる。
需要は圧倒的に農泊なので、こちらは解説動画も制作した。
今年度も最大顧客であった北九州市立中学の農村民泊体験学習が実施しないと教育委員会で決定された。一方で、オールバス行程の県内修学旅行や近隣県への修学旅行が新たなニーズとして浮かんでいる。九州内では、ガイドラインが明確なホテルや旅館の利用ばかりであるが、これを機に農泊も「一歩」を踏み出したいと思う。
でわ!