インバウンドのお仕事で上京中。

 

 この準備の為に、9月に入ってからはずいぶん長く英文とにらみ合っこしてきた気がする。

あてにならないと分かりつつ辞書をめくるよりも早いので、ウェブサイトの翻訳サービスも駆使しながら、基礎原稿を作成して英語のわかる人にチェックをしてもらう日々が続いた。

 しかし、観光分野においては言葉だけでは通じないコトやモノも多く、もどかしさは拭えない。

 

 20年前。テーマパークのアトラクション名を北京語に変換する仕事をした時も、意味訳と音訳のどっちを使うか?もしくは翻訳の領域からもっと進んだネーミングを選択すべきなのか大いに悩んだことがある。

 

こーいうのが一番難しく食べないと理解できない

 

 他にも微妙なセンスというのがあって、例えば仏像と石仏。

木彫りの仏像の美しさや緻密な技法の素晴らしさを嫌う人は少ないが、石仏特有の大雑把な造形や風化によるまろやかな味わいに惹かれる人はマイノリティだと思われる。

 たぶん欧米の方々には理解されないと思っていたのだが、商談2日目の最後に会ったイギリス人女性は、熊野磨崖仏が一番好みだと言ってくれた。さらに広島のお好み焼きは、横川駅に3つほど強力にお薦めしたい店があるとも教えてくれた。

 サラさん、ありがとう。

 

造形よりもデカさに目がいってしまいがちだが細かいとこを鑑賞したい

 

 んで、本日最終日。

 

 良き出会に期待しよう。

 

 

 

 

でわ!