5月3日(祝)、快晴。

 中2日でだるい気もするが歩こうと思う。向かったのは朝地駅、九州オルレでは最初につくられた『奥豊後コース』に再チャレンジである。

 というのも、2015年秋に一度歩いたことがあるのだが、いつものように道を大きく間違えてしまい、以来いつか歩き直してみたいと考えていた。

 

 駅駐車場には私の他に3台ほど県外ナンバーが停まっていた。案内所のおじさんの話では、最初の頃は年間1万人くらい来ていたのだが、最近では2千人くらいにまで減ってしまったそうである。

 確かに前回歩いた時は韓国の団体客がふたつ入っていたし、駐車場も満杯に近かった記憶がある。トラベルジェイピーに投稿して、ブーム再来となれば嬉しいんだが。

 案内所に媒体資料と名刺を渡して、取材の許可をいただいた。

 11時4分に朝地駅をスタート。

 

 豊後竹田駅は、15時7分と16時36分が列車の出発時刻なので出来れば15時の方に間に合うように歩きたい。4時間だとぎりぎり間に合うかな?

 と思ってスタートするやいなや、早くも1km手前で道を間違えてしまった。目印のリボンが見えなくなって気がついた。あぶないあぶない、2回目といえ油断禁物である。

 

見るたびに興奮の不動明王は国内最大

 

 コース最初の見どころである普光寺磨崖仏では、ついつい写真撮影に夢中になり、30分以上も滞在してしまった。とりめしのおにぎりが力を与えてくれた。こっからは、ペースをあげてガシガシと歩く。陽射しが強まるにつれて気温もぐいぐい上昇、、、暑い。

 

 おかげで7km地点の十川(そうかわ)には、13時48分に辿りついた。あと5kmを1時間10分ちょっとなら何とかなりそうである。

 

縦の亀裂が入った柱状節理はマグマが冷えて出来たもの

 

岡城址へと続く上り坂はコース最大の難所である

 

 岡城址を過ぎて、廣瀬神社の前に出た。前回はここで大きくコースを逸脱してしまったのだ。案内表示を見失わないようにきちんとまわっていこうと思う。

 

GWなので何処へ行っても人出が多い

 

武家屋敷通りでもの思いにふけっていたらハーレーの集団が走り去っていった

 

廉太郎トンネルは歩くと音楽が流れ出す

 

旧竹田荘前の歴史の道

 

タイムスリップした気分になる風情ある道

 

瀧廉太郎記念館

 

旧商店をリノベーションしてオープンしたゲストハウス

 

ゴール地点の竹田温泉花水木

 

 何とかゴール。列車には間に合ったのだが、城下町のコースがえらく充実していたことやお腹も空いたのでうまいものが食べたくなり、1本ずらすことにした。

 

なめらかな肌触りの足湯が気持ちいい

 

 竹田に来ると食べ物に困る。うまいものがありすぎて迷ってしまうのだ。グルメのパンフレットとにらめっこしながら、この日は平田食堂に決めた。

 

大分県内でもトップレベルのチャンポンは鶏がらスープが極上のあじわい

 

 さらに、地元で熱狂的な支持をうける今勢屋のたまごサンドは、夕食用のお土産。

 

たまごサンドのみは売り切れていたのでハムサンドとのミックスを購入

 

 ことぶきや桑島の巻き寿司も買いたかったが、とても食べれそうにないので次回にしようと思う。なんだか食べてばっかりな一日だったが、カロリーもそれなりに消費されているので良しとしよう。

 

 

 豊後竹田駅では偶然「あそぼーい!」に遭遇。1本遅らせて正解だった。

 

 

 

 

 でわ!