新しいテーマ「今日のお豆腐」。

実は今でも食事制限をずっと続けていて、ひとりでの夕食ではほぼ毎晩豆腐を食べている。手がかからない上に飽きがこないからだ。最初のうちはスーパーで山積みというか手前の方にわんさか置いている安いやつを買っていた。ある時、ふと上の棚に目がいってしまい、よく観察すると多種多様な豆腐商品が陳列されていることにびっくりした。みんなどういう基準でこれだけの種類の中からMy豆腐なるものを選んでいるのだろうか?と不思議に思い、それなら良し!全部食べてやろうと思ったのだった。

それから毎日違う豆腐を食べるようになり、微妙な味の差やパッケージの趣向、作り手のこだわりなどを楽しむようになっていた。これ以上フォルダを増やしてどうするんだ?という気持ちもどこかにないわけでもないのだが・・・せっかく豆腐ラリーみたいに楽しんでいるのだから、記録をつけるのも悪くないなということでブログにアップしていこうと思う。

記念すべき初回の商品は

寄せ豆腐(興梠豆腐) 

「寄せ豆腐」 
(興梠豆腐有限会社/宮崎県高千穂町三田井)
http://shokokai.takachiho.ne.jp/?page=members&m=view&p=1c781c0ed828da8870013e0975aa544e

価格/118円
内容量/200g
購入先/マルミヤストア坂ノ市店
美味しさ/☆☆☆(最初なのであえて5点満点の3点にしました)
見た目/☆☆☆(以下同文)
満足度/☆☆☆☆

名勝高千穂峡が3色印刷のラベルに描かれており、郷土愛を感じる。実はこの中に小さな文字で「パックの水はすてないでいっしょに食してください。」とあるではないか。
ちょっとしたカルチャーショックであった。今まで豆腐を切るときににごった水は捨てて、新しい水道水(or湧水)を加えていたというのに。

確かに蕎麦にも蕎麦湯というのがある。あれが楽しみでざるそばを注文する人も多い。さらには、まず水でひとすすり。蕎麦の香りを思う存分楽しんでください。次にお汁、最後に薬味を加えてどうぞお召し上がりください的な焦らしがあるのが蕎麦の世界だ。最初っから薬味入れたらあかんのかい。

いや、そうではない。

普段は何も考えず醤油に生姜とかネギぶっかけて食べてたが、ここは新境地で蕎麦的に味わってみるのも悪くない。

汁のある状態 

言われた通り水を丁寧に皿によそい、すすってみた。

うまい (*゚▽゚*)

なんてことだ。ほんのり甘味があって豆腐の優しい味を水分で味わうかのようだ。こんな美味しいものを今までどれ位捨ててきたのかと思うと残念で仕方ない。
そればかりか、これだけ甘味があると醤油が邪魔な気さえしてきた。しつこすぎるのだ。

ということで塩昆布で食べてみると

塩昆布と 

いけるいける。ほんのりとした豆腐の甘味にほんのりと対抗する塩加減。これ位がちょうど良いのである。今までの食べ方は野蛮な気すらしてきた。試しに醤油をかけて食べてもみたが、やっぱり醤油の濃さで豆腐の味がかき消されてしまうのだ。

明日からの豆腐ライフに大きな衝撃を与えてくれたひと皿であった。

ありがとう!こおろぎさん。



でわ!